国民民主党の前原誠司が、離党して新しい党を作るのだそうです。
前原代表代行ら国民民主党の衆参の議員4人がきょう、離党届を提出し、無所属の1人と合わせて5人で新党「教育無償化を実現する会」を結成すると表明しました。
21人の国会議員からなる国民民主党から4人も出ていくのだそうですから、党としては「事件」です。
でも、玉木のもとではそういうこともありそうで、補正予算案に賛成するという党の方針に批判的だった前原は、われわれは非自民だという筋を通すためにと、今回の行動に踏み切ったようです。
前原は新しい党を作って、日本維新の会に擦り寄っていくそうですが、それはそれで滑稽なことこの上ない行動です。いま維新の会に合流したいという姿勢を見せても何の得にもならないだろうと思うのですが、2025年の万博の失敗を待ちきれないということなんでしょうか(?)、とにかく意味不明です。
そもそも前原は、お山の大将の位置に居たら禄でもないことばかりしでかす男で、民進党の代表だった時に小池百合子のみどりの党に合流して民進党をぶっ潰して、枝野幸男の立憲民主党の立ち上げに花を添えた形の大失敗を犯しています。
その大失敗の結果、立憲民主党に行かなかった連中と国民民主党を立ち上げた挙句、玉木雄一郎に党を乗っ取られたかたちになってしまい、この度党を出てしまいました。
まさにノマド(流浪の民)前原の真骨頂というべき行動ですが、今回前原と行動を共にした4人は、出ても地獄、残っても地獄の国民民主党に別れを告げ中途半端なまま消滅していきそうな気もします。
せめて維新の会に近寄らなければいいのにと思いますが、すでに維新行のレールは敷かれているようでお気の毒なことは避けられないようです。
また、前原の選挙区は京都で、立憲民主党の泉健太代表と同じ京都。この2人の関係も実に胡散臭くてあやしくて、今後泉健太の動向にも注意していくべきだと思っています。(というか、泉健太には辞めてほしいのですけど...)
しかしそれにしても、くだらない野党がたくさん生まれては消えていって、結局、自民党がほくそ笑むようなことになっていて、腹立たしいことであります。