いまの国会が召集されて以降、1か月足らずで3人の政務三役が交代(辞任・更迭)しています。
10月26日 山田太郎文科政務官が辞任
10月31日 柿沢法務副大臣が辞任
11月13日 神田憲次財務副大臣、4度にわたる税金滞納で更迭
さらに、三宅防衛政務官のセクハラ問題や、工藤内閣府副大臣の旧統一教会との癒着について、国会で追及されていて補正予算審議に支障をきたしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231116/k10014259251000.html
三宅防衛政務官は10年前、事務所のスタッフにセクハラ行為をした疑いがある
https://digital.asahi.com/articles/ASRCJ6X2YRCJUTFL01B.html
工藤内閣府副大臣、旧統一教会韓国トップの韓鶴子氏と「5回会った」
そんななか、岸田内閣の支持率は2012年末に自民党が政権に返り咲いてから最低ラインにまで下落しました。
https://digital.asahi.com/articles/ASRCN6H18RCNUTFK00P.html
支持の底が抜けたのか――。岸田文雄内閣の支持率が、2012年末に自民党が政権に返り咲いてから最低の25%にまで下落した。政権内に衝撃が走るも、支持を反転させる妙手はみあたらない。
なかでも、読売新聞調査の内閣支持率が先月から10ポイントも下がり、上の画像の報道各社の中で最も低い数値(24%)になっています。これは、自民党支持者の中からの「もう岸田ではダメだ」という声の反映になっている気がします。
なかなか総理になれない岸田文雄にほんの少しだけ同情的になっていた自分が恥ずかしくなったのも、すでに遠い昔の話となってしまいました。
麻生、安倍、菅に比べたら、岸田に代わって1ミリくらいはましな日本になるだろうと2年前にこのブログで書いた覚えがありますが、そこから数か月で、「この男も頭空っぽだった」と自分の見る眼のなさに愕然としていました。
何かをやりたくて首相になったのではなくて、首相になりたいだけの男だったようで、それがもう2年も官邸にいるのです。
岸田内閣は、安倍、菅と続いた無知無恥無能内閣を見事に踏襲していて、それだけでなく、この10年間で官僚も財界も労働界も野党もこの国を亡ぼす方向に劣化し続けています。なので、官民のあらゆるところで負の連鎖は留まるところを知りません。次から次へと日本の隅々で、感情の劣化が見られます。
とり急ぎ、次の首相候補を探さなくてはなりませんが、自民党の代議士で名前が挙がっているのが、河野太郎、高市早苗、小泉進次郎、茂木敏允などで、煮ても焼いても食えない腐臭が漂う連中ばかりです。石破茂や林芳正ならもう少しましかもしれませんが、ここまで沈んだ日本を浮上させることはできないような気がします。
立憲民主と共産と社民とれいわ新選組で連合して、民間人も積極的に起用して、場合によっては国民民主も内閣に入れてやって、なんとかツギハギ日本救済内閣を造っていただきたいと思います。
連合政権で、船頭が多くて「日本丸」が山に登ってもいいです、深海に永久に沈むよりはずっとましですから、なんとか次につながるようによろしくお願いしたいですね。