遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

岸田内閣が空前絶後の不支持率79%を記録しました!

わが家は夫婦二人暮らし、政治の話や政局の話はよく話題になり、こと政治のことでは沸点の低い妻に怒りのもとを提供しては沈める一人二役を演じています、私。

昨夜の夕食時にX-postの「岸田内閣支持率16% 不支持率79%、過去最高 毎日新聞世論調査」という数値を提供したら、さすがに妻のご機嫌もよくて、良い日曜日でありました。

その会話の続きで
私「不支持率の16%はともかく、不支持率の79%はすごい数値やな!79%はすごい」
妻「支持・不支持 どちらでもないは5%か...」
私「あーそういうことか」
と粗末な食卓にごちそうが降りてきたような充実感のある夕食でした・

食後に毎日新聞のオンライン記事を読むと、なんと「不支持率79%は、毎日新聞世論調査内閣支持率を初めて質問した1947年7月以来、最も高い。」という衝撃の事実が書かれていました。

たしか森喜朗内閣の最後は支持率が一桁でしたが、不支持率は岸田内閣よりも低かったということのようです。

岸田内閣は、あのひどい森内閣より不支持率が高いということは、国民の怒りが内閣に集中した結果だということでしょうか。

朝日新聞の最新の世論調査結果も出ました。それによると、
岸田内閣の支持率は23%で、同内閣発足以降はもちろん、2012年12月に自民党が政権に復帰して以降でも最低を更新した。
不支持率も66%で、政権復帰後の最高を更新した。

また、裏金疑惑について、岸田首相のこれまでの対応を評価するかどうか質問すると、
「評価しない」が74%
「評価する」が16%
だったとしています。

聞くところによると、岸田は今まで目の上のたん瘤だった安倍派をようやく蹴散らせることができて、内心「ようやく俺の時代が来た」と思っている節があったようでした。

しかし、安倍派の空中分解とともに岸田内閣も空中分解したようで、1955年の自民党結党以来最もヤバい状況を迎えました。

自民党裏金大阪万博の大失敗、膨らむ防衛予算とそれに伴う増税計画、安倍が爆買いした跳ばないオスプレイや使えないイージスアショアやポンコツ戦闘機F35など、アベノミクスの集大成というべき円安が要因の物価高騰、30年間目減りし続ける賃金、それでも生活必需品に重くのしかかる10%の消費税マイナ保険証による社会保険制度の崩壊と国民皆保険の終焉、いじめとパワハラとセクハラと人材不足で疲弊した職場・現場などなど、日本中がカオス状態ですから、その怒りの矛先は内閣に集中して当然です。

ということで、政権交代が必要な状況は整ってきましたので、昼行燈のような野党の諸君は、国民を救済する内閣樹立のために政権交代を目指して頑張っていただきたいと存じます。

このままでは、何も変わらないまま自民党と日本が衰退していくだけですのでよろしくお願いします。