遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

岸田改造内閣に期待感なし

昨夜はNHKがBSで野球中継の中で内閣改造・新閣僚について盛んにニュース速報を流していました。

まだ正式に決まっていない閣僚名の速報に何の意味があるのでしょう。私にとっては、神聖な阪神巨人戦に水を差す速報でした。当該閣僚の選挙区の有権者でさえ、「速報で知らされてもなあ...」程度のことです。

新閣僚が決まれば、官邸で官房長官の記者会見があるので、官邸からその会見の中継をすればいいだけですしそれが王道だと思われます。

きょうの朝刊には新閣僚の顔ぶれについて報道されていました。

岸田という頭が変わらないので何の感慨も期待感もなく、相変わらずじいさんとばあさんが多すぎて、一般的な国民の生活感からかけ離れたお方ばかりのような気がします。

さらに、残留しなくてもよい、河野太郎(60)や高市早苗(62)や西村泰稔(60)といった役立たずが「働き盛りです仕事しまっせ」とぎらついた顔を並べていて気持ち悪いことこの上ないものです。

それに加えて自民党役員の残留組、茂木幹事長と萩生田政調会長も合わせて、まるでつづら箱から飛び出したお化け集団のようです。

少し気になるのが、新文科大臣の盛山正仁

この男、母校の灘校が採択した教科書について「政府筋からの問い合わせ」として電話をかけた男のようです。極左的な教科書だとクレームを付けたかったようですが、政治的圧力を受けたとして、当時の灘校の校長が抗議の手記を残しています。

まっとうな教科書でも、ポンコツの保守から見たら普通の教科書が左に偏って見えるようです。

この文部大臣を擁して、はたして10月に統一教会の解散命令請求が出されるのかどうか、そこが気になるところであります。

ということで、文春砲をはじめ心あるメディアは、新閣僚の身辺調査(および確認作業)を始められたいと存じます。あっ、そのための新閣僚名の速報だったら意味あるものでしたね。