新内閣が発足したが、国民の生活に何のメリットも感じられないでくの坊の集まりだ。「たたけば埃が出る」ような悪臭がただよう内閣ともいえる。
先の台風15号の爪あとによる停電や断水で、いまだに不自由な生活を強いられている首都圏に近い住民たち。新閣僚のだれかが気にかけているのか?加計学園千葉科学大学名誉客員教授である萩生田文科大臣は、「千葉」つながりで真っ先に駆け付けても誰も文句は言わないだろう。
そういえば、もう「加計問題」は人々に忘れ去られたのかと思っていたら、萩生田が文科大臣に就任したことにより「再燃」しそうでうれしい。
野党はあらためて「加計問題」や「森友事件」について徹底追及してくれるよう願っている。野田佳彦も含めた野党共闘などかんべんしてくれよとも思うが、このさい目をつぶってオール野党として間口の広い共闘でいいかと思っている。
でくの坊内閣に対抗する民間人(前川元文科事務次官、山本太郎など)を含めた具体性のあるシャドウキャビネットを構築してデモンストレーションしてほしい。金はかからないだろう。
安倍と官邸と日本会議は、新内閣で「改憲」に「挑戦」したいのだろうが、いくら世論調査を操作しようが投票不正をしようが改憲広告をバンバン打とうが、それだけで国民投票に勝てると思っていたら大きな間違いである。国民を舐めすぎている。
これまで、国民の間で改憲について何ら具体的な気運もなければ、国会内で何の議論もおこなってこなかった。先の大戦で国の何もかもが壊滅状態になったことを実感していない世代であっても、あの時代に逆戻りすることを拒否するはず。
私は嫌韓人間ではないが、改憲で韓国のような「徴兵制度」を導入されることも「緊急事態条項」のなかで暗に組み込まれる可能性もある。
たまたま勝利した日清・日露戦争をもういちどと夢見るような売国奴が、税金を使って戦争ゲームをしたり独裁的な国家を作ることは許されない。
野党の諸君、頑張ってくれたまえ。