遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「子育て支援」で国全体が活性化し、民の暮らしが豊かになります!!!!

朝まで生テレビ」の7月28日放送分に、明石市長の泉房穂が出演していたようで、その中での泉発言の内容をどなたかがYoutube でまとめてくださっています。(動画と泉前市長の発言まとめ文は、この記事の最後に掲載しました。)

私が常々思っていてこのブログでも繰り返し書いていることを以下に書きます。

人口ピラミッドで言うと、各年齢層で同じくらいの人口で構成される「つりがね型」に近い形状を維持する必要があります。今の日本は、若年層が極端に少なくなった「つぼ型」構成になっています。

現政権政府は、絶対的人口が増えなくなってもいいと考えているからでしょうが、30年以上にわたって少子化政策をしてきませんでした。日本の人口が1億人以下になるのは時間の問題だとしても、人口ピラミッドの形を考慮した、つまり「つりがね型」の人口構成を目指す施策、子育て支援政策を今すぐ発動するべきなのです。

まず、大学卒業までの16年~18年官の教育費(授業料、給食費、教材費、体操服や制服代など)を無償にすべきです。

自民党が考えている返済不要の給付型奨学金は、理系学生だけに適用するというバカげた制度で、頓馬な一部の政治家が言っていることをそのまま制度化する陳腐で浅はかな考え方です、悲しいことです。

教育費無償プログラムに必要な毎年5~6兆円の財源は、他の予算からシフトするだけでいいのではないでしょうか。防衛予算の伸びをカットすれば財源はすぐできます。114兆円の予算なら楽勝でしょう。

この政策なら、来年度当初からすぐ実行できます。それと並行して、分娩費用や18歳以下の子どもの医療費を無料にすることもすぐできます。

野党は、次の選挙でまずこの政策を掲げた候補者を統一候補として擁立し、あやよくば政権交代が可能な勢力まで盛り返してほしいと追っています。

立憲民主・共産・れいわ新選組社民党はもとより、もし他の野党や公明党がこの政策で一致できるなら、それも良しとしてもいいかと思いますが、彼らは絶対に乗ってこないでしょうね。

ということで、野党は国民の豊かな生活優先の選挙公約の一致点を見つけて団結し、まずは、子育て支援で共闘していただきたい今日この頃であります。

 

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泉房穂発言】

泉房穂 元明石市長『明石市だから2人目産めた、明石市だから結婚決めたとよく言われます』

(田原氏:他の地方はなぜ出来ない?)

『私が市長になってから子ども予算を2倍以上、職員を3倍以上に増やしたお金と人で応援したら子どもや家族は助かる

田原総一朗氏『なんで安倍元総理が積極的財政出動したのに皆使わなかったの?』)

泉氏『国民自身は税金上がる保険料上がる物価上がるで使えるお金がないから物を買えないんです。国民負担を軽減しないと経済が回らない。国がどこに支出するかの使い道が間違ってるんですよ。』

泉氏『理系学部への返済不要奨学金も方向性はプラスですが明らかにその程度では足らない。子どもを生む前に「うちの子を理系にしよう」なんて親はいない明石市がやってる子育て費用の無償化も6兆 7兆あれば出来る。国民が安心できる応援が今いるのに国がその程度とは情けない。』

泉氏『子どもを産む産まないの選択の保障と産みたい人への支援を。明石市がやっているのは少子化対策ではなく子ども施策。子どもを応援した結果として少子化に歯止めがかかり、結果として地域経済が回っている。簡単な話、明石市の施策を国が真似したらいいんです。』

泉氏『少子化は若い人や女性の問題ではなくて男性の問題だし、司会の田原総一朗さんを含む、経団連のお年を召された頭の固い方々の発想の転換だと思うんですよ。』

泉房穂 元明石市長が自民党の国光議員に対し笑顔で圧をかける『国民の負担は無しでお願いします(圧)』