新たな文春砲が放たれ炸裂しています。
維新の会の馬場伸幸代表が今年6月、堺市の社会福祉法人「ドレミ福祉会」(A子氏が1980年に設立し、2015年度に幼保連携型認定こども園としての認定を受けている。現在の資産総額は約15億7000万円。)の理事長に就任したそうです。
ところが、馬場とその秘書が、A子氏が3年前の時点で「物忘れが激しい」などの認知症が疑われる初期症状が出ていることを把握しながら、成年後見制度などの公的な枠組みを避け、A子氏に自筆証書遺言を書かせたり、任意の財産管理契約をさせたりしていたことを認めた録音音声を文春が入手しており、その内容についても文春オンラインで明らかにされています。
かいつまんで言うと、馬場とその秘書が、高齢者の社会福祉法人の理事長と違法行為スレスレな取引で契約し、15億の資産を持つ社会福祉法人「ドレミ」の理事長に就任(乗っ取り?)したそうです。
これって、オレオレ詐欺とどこが違うのでしょう。
メディアは自民党の不祥事についてはさまざまな忖度が働いてなかなか報道できないのですが、この馬場の詐欺まがいのドレミの乗っ取り行為はきちんと取り上げて報道するのでしょうか。
文春の記者と馬場のやり取りは以下のようなものだったそうです。
――ドレミの乗っ取りという声が出ているが?
「あなたに、あなたに、言われる筋合いではない!」
――認知症と分かりながら遺言書を書かせた?
「……」
――後見人でもないのに、財産を管理している。
「あなたに! 説明をする必要はないから!」
同日、事実関係の確認を求める詳細な質問状を送付したが、8月7日夕方、秘書が以下のように口頭で答えた。
「回答は差し控える」
馬場は逃げ回っているようですが、世間ではこれがホンマの「ネコババ」じゃと怒っております。
これはなかなか楽しいスクープになりそうで、「立憲民主党をぶっ潰す」「共産党は日本から無くなったらいい政党」「維新が第二の自民党だ」と言った馬場が、ドレミ乗っ取り事件で「立憲より早く自己崩壊して、共産党より早く必要なくなる」ことになりそうです。維新の会は空中分解かな?
お楽しみはこれからです、るんるん。