遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

腐った解説者舞の海/横綱になれない日本人力士と憲法問題???

上の画像は、↓このどなたかのTwitterに貼り付けられていたものです。

バジ🐒選挙に行こう@bazyry2hashiru
舞の海「日本人力士が弱くなったのは憲法のせい」
日本会議の広告塔・フジテレビ番組審議委員

横綱になれない日本人力士と憲法の因果とは」というお題で何か物申しているのは、身長が足りないためシリコンを頭に埋め込んで力士になった舞の海です。

彼の現役時代は応援していたものでしたが、いまとなってはあの感動を返せと言いたい落ち込みぶりで、食えなくなったら右に走るというお決まりのコースで日本会議に支えられてシコを踏んでいるようです。

彼の解説するNHK大相撲中継は見なくなりました。「モンゴル力士が嫌いなのがありあり」だし、「日本人力士への偉そうな注文のつけ方」が不快で、声を聴くのも嫌です、私。

部屋持ちでも指導者でもない経歴はさておいても元技能力士として、もう少し技術的な観点から力士目線での解説をするべきではないかと思います。AbemaTVでの花田(お兄ちゃん)の解説が素晴らしすぎて、舞の海との差が歴然としています。解説においても、さすがは元横綱という力量です。

舞の海日本会議におだてられたからか、もともと国粋主義者だからかなのか知りませんが、彼の言いたい憲法靖国参拝と日本人力士が弱くなったこととは何の因果もないことは、小学生にでもわかることです。

秦の始皇帝はモンゴルの脅威から、あの万里の長城を作ったことからも、太古の昔からモンゴル民族の強さは証明できているのではないでしょうか。心技体が揃ったモンゴルの若者たちが、ひとたび日本の土俵上に立てば、なかなか手強いことは容易に想像できることでしょう。

それは、パワーも体力も十分だけど相撲と接することなく生きてきたハワイや北欧や南米の若者たちより概して強いことも容易に想像できることです。

そして、太古から受け継がれた異民族を凌駕できる強さを持つモンゴルの力士たちが、若の花や舞の海のように小さい頃から相撲に親しんで良き指導者の下で技術と精神を鍛え抜かれた日本の力士たちに匹敵する強さだということも、いまや確実なことでしょう。

加えて、ハングリー精神がモンゴルの若者の方が日本人よりはるかに上回っていることも、強さの秘密だと思います。

相撲協会は、舞の海のような偏執的な精神論を謳い、カルトじみた偏った考え方と言動の関係者を「聖なる」土俵に近づけない方がいいのではないでしょうか。

ということで、NHKは人権的に問題のある人間を国技の解説者のままとどめておくことは問題なので、宗教の伝道者として開放するべきだと思うのですがいかがでしょうか。いずれ、日本会議のみならず、統一教会を支持する解説者や、芸能関係者もNHKの番組に登場する可能性もありますから、いまのうちに政府が求める偏らない番組を作る心がけ(ルール)を用意するべきだと思うのであります。