遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

WBCの準々決勝は、あのピアザ監督とフレッチャーがいるイタリア代表をねじ伏せる予定です

WBC「東京プール」は、終わってみれば日本代表が順当に1位抜けしましたが、野球で順当に勝つことの難しさは「野球の醍醐味」にもつながるような気がします。

前にも書きましたが、他のプールの運営もこんなに時間を要する試合ばかりなのでしょうか、それが私には不満です。

投手の小刻みの継投という理由もあるでしょうが、テレビ中継のCMの長さに合わせたインニング間のインターバルで、あの冗長さは放送法に引っかからないのでしょうかw、総務省に問い合わせますか(嫌がらせか...)。

源田が指を骨折したようで、気の毒なことになりましたが、わが阪神タイガースの中野がなんとかその穴埋めをしてくれていて、わが子を見るような思いでハラハラしながら彼のプレーを見ています。エラーをしますが、ヒットを打って足でかき回す野球は良くも悪くも期待通りの働きぶりで、いい経験を積んでいるなあと喜んでいるところです。

また、湯浅も中国戦とオーストラリア戦に登板して、いいピッチングをしてくれました。大谷やダルや同世代の投手陣を間近に見ることができて、貴重な体験ができたことでしょう。

二人ともケガなく無事阪神に戻って、アレのためにペナントレースに貢献してくれると思います。最後までガンバレ!

ところで、準々決勝の対戦相手がイタリアだそうで、監督があのピアザ。「あの」と付けたのは、野茂英雄ドジャーズMLBデビューした当時の正捕手がピアザ(ピアッツア)だったからです。

野茂英雄から始まったMLBブームで、その当時からのオールドファンにとっては、だれもが思い出深い選手がピアザなのであります。

捕手出身の監督は、データ野球で本領を発揮してきますので、日本としてはピアザを懐かしいとばかり言ってられなくて、戦いを重ねてイタリアは強豪チームに進化しているようです。

イタリアのセカンドは、エンゼルスで大谷の同僚であるお馴染みのフレッチャーが務めています。

彼は初来日らしくて、大谷の通訳水原一平君に予約を入れてもらった寿司屋に行くそうで、そのことを楽しみにしているそうです。日本のエンゼルスファンとしては、フレッチャーを東京ドームで大きな拍手で大歓迎してあげて欲しいものです。

両チームとももう後がない大決戦ですが、日本代表は大谷が先発登板するようです。

大谷はMLBの今期の開幕投手になるようで、WBCでの彼のピッチングは準々決勝までとエンゼルスからの要請があるようですから、日本での最終調整ということでイタリアチームをしっかりねじ伏せてもらいたいですね。

いずれにせよ、16日の木曜日が楽しみで待ち遠しいきょうこの頃であります。