プロ野球は春季キャンプも順調に進み、オープン戦開催段階に入ってきました。
大リーグMLBでも、3月のWBCの日程の関係か早くもオープン戦が行われ、エンゼルスの大谷翔平(28)は初打席で3塁打を放ちました。
大谷は、上半身がさらに大きくなったように見え、今年のシーズンオフにはアメリカンプロフットボールNFLのクオーターバックでもやるのかと思わせる体の鍛えようです。
まあ実際に彼にクオーターバックをやらせても、身体の大きさに加えて肩の強さ足の速さ頭の良さが備わっていますから成功するように思えます。「三刀流」も夢ではないように思えます。
体が大きくなっったのですが、シーズンを通して活躍できるスタミナやピッチングに必要とされる筋肉の質的変化がないのか、ちょっと気になるところですが、キャンプ中の彼の明るい表情を見ていたら大丈夫なんだろうなという気もしてきます。
年俸も、単年度契約ながら2022年の550万ドルから2023年は3000万ドル(40億円)に跳ね上がり、年俸に釣り合う活躍を見せてくれると思いますし、エンゼルスとの契約が切れるシーズンオフには複数の球団の間で大谷獲得合戦の火花が散ることになるでしょう。
今年こそ、エンゼルスのポストシーズン進出を見たいものです。
大谷とともにWBCの宮崎キャンプに合流する予定のシカゴ・カブスの鈴木誠也(28)が、左脇腹を傷めたようで黄信号が灯ったようです。宮﨑合流は無理かもしれませんが、昨シーズンはカブスでいま一つ活躍できませんでしたので、2年目の今シーズンの活躍を祈っています。
また、今年海を渡った3人の選手のキャンプでの調整も気になります。
まずは、大谷・鈴木の同級生でオークランド・アスレチックスの藤浪晋太郎(28)は、初ブルペンでは力のある球を投げていましたので、阪神で活躍していた頃のコンディションに近づいているように感じました。
阪神時代には、半ば放置状態にされていましたが、MLBで指導者がきちんとついてくれたら大投手に変身する可能性を秘めていると思いますので、大変身を期待したいものです。
彼はアスレチックスで、大谷のエンゼルスとは同じアメリカンリーグの西地区(全5球団)でポストシーズン出場を争いますので、直接対戦も多くありますので、今から楽しみなシーズンになります。
次にソフトバンクからニューヨーク・メッツに移った千賀滉大(30)もキャンプは順調のようです。
彼のフォークボールは大きく変化しますので、かつての大リーガー野茂や黒田博樹やマー君クラスの成功は治めると思いますので、彼の活躍も非常に楽しみにしています。東海岸の水が合えばいいのになと思っています。
最後に、オリックスからボストン・レッドソックスに移籍した吉田正尚(29)。
MLBでの野手陣の成功は、イチロー以外はあまり実績はありませんが、彼は外野手ですからレギュラー選手になれるのかどうかは分かりませんが、成功してほしいと思います。体は小さいですがパンチ力はありますので、ケガなくシーズンを過ごせばいい結果を残すように思います。レッドソックスは、ファンがうるさい人気チーム(ヤンキースよりましですが)だというのがちょっと心配ですがヤンキースを倒して地区優勝を飾って欲しいものです。
ということで、今年はMLBがことのほか楽しみなシーズンになりますが、NHK-BS1はきちんと彼らの活躍をフォローしてくれるのでしょうか、それが一番心配なシーズン前であります。