二桁勝利にあと1勝と迫っていた大谷翔平投手は、きょうのアスレチック戦で勝利投手になり今季10勝目を挙げました。
個人選手が二桁以上の本塁打を打ち二桁以上の勝利投手になるという偉業は、ベーブ・ルース以来104年ぶりの達成となりました。
MVPを獲得した昨シーズンにこの二桁+二桁偉業は楽に達成すると思っていたのですが、9勝でシーズンを終えてしまいました。
今シーズンも、9勝したあと少し足踏み状態で、チームの援護もなかったのですが、きょうは前半から点が取れて、大谷自身も7回に25号ホームランを放って、偉業に花を添えました。
MLBで使用されるボールを比較すると、今シーズンのボールはあまり飛ばなくなったと感じるのですが、つまり投手に有利なボールとなって偉業の追い風になったような気もします。しかし、今シーズンの大谷は、スライダーを多投して三振を多く奪っていますので、「飛ばないボール」という以前に彼のボールにバットを当てられないという状況が続いていました。
また、104年前のベーブルースの時代の野球はどんなレベルだったのかを考えると、大谷翔平の2桁勝利・本塁打は素晴らしいという以外の言葉が見つかりません。
先日は足をスパイクされましたが、今日も相手の打球が同じ足を直撃して続投が危ぶまれましたが、何とか6イニングを無得点に抑えて後続の投手にマウンドを譲りました。
エンゼルスのチーム状況は低迷が続きますが、どうかケガのないようにシーズンを全うしていただきたいと思います。
2年連続のMVPも手の届くところにありますので、残りのシーズンは自然体で行ってもらえば大丈夫かと思います。12勝+35本塁打で当確だと思います。
ひとまず今日はおめでとう!