遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

孫・ガンプラ・プラバン・新幹線

正月に帰省しなかった長女が、子ども連れで仕事終わりの木曜夜に帰ってきました。

孫は女子6歳と男子4歳で会うのは1年ぶりでした。

上の画像は、ガンダムのプラモデル(ガンプラを手にした孫4歳です。

このガンプラ、小さくて(1/144スケール)千円以下の安いモデル。彼に進呈するつもりで買ったのではなかったのですが、箱のまま放置していたものをこの際にと一念発起して組み立てました。

こういったプラモを生まれてはじめて組み立てましたが、千円以下でしっかり楽しませてくれました。

私が組み立てた1/144スケールのエントリーグレード廉価版は、パーツ数は約130なのだそうで、高価な1/60スケールのパーフェクトグレードのガンダムは約600パーツもあるそうで私が取り組めば昇天してしまいそうです。

孫はガンプラ完成品をすっかり気に入ってくれて、祖父と孫ともどもガンダムバンダイに感謝したいと思います。(ガンプラは発売されて40年ほど経つそうです)

Youtubeガンプラの組み立て&色付け動画を何本も見て、試しにまったく初心者の自分用にともっとも安いものを2箱買っていたのでしたが、組み立て道具不用で色塗り不用の優れモノでした。

私の場合、最後に部品がなぜか3つ残ってしまいまして、その組み込み先を見つけるのに一苦労するというアンコールまで楽しめるのでした。

また、孫たちは初体験となったプラバンのキーホルダー作りも好評でした。廃棄しないで取っておいた古いトースターで、いろいろ焼いてみました。

3泊4日の滞在で、孫たちの相手をするのに疲れてしまいましたが、最後の力を振り絞って日曜の夕方、新幹線のホームまで見送りに行きました。

ところで、ホームではぐれてしまって娘たちを探して自由席車両を縦断したのですが、自由席(16時6分発新大阪発鹿児島行きの新幹線みずほ)の空席の多さに驚いてしまいました。

発車先頭車両に乗客はほぼゼロでしたし、残りの2両の空席率は80~90%くらいに感じられました。コロナと大雪による一時的な現象かなと思いますが、JR西の経営は大丈夫なんでしょうか。JRは統合するか国有化に戻す方がいいのではないでしょうか。リニア新幹線など作っている場合ではないような気がしますし、そもそも少子高齢化で乗る人そのものがいなくなって行くのではないでしょうか。

ということで、最後には無事娘と孫たちを見送ることができました。

お別れしたあと、新幹線の車内で女子6歳が惜別の涙を流してくれたそうで、「集団自決」をするにはまだ早いと確信しました。