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あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

静岡の怒りは全国に広がる!参院補選で自民(公明推薦)候補敗れる

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昨日行われた静岡県山口県参議院の補補欠選挙。両地区とも、自民党議員の辞職に伴う選挙で、もともと自民党議席を持っていた選挙区の補選でした。

山口は自民が議席を守りましたが、静岡の補選は立憲民主党と国民民主党が推薦した山崎真之助(40)候補が当選しました。

静岡は、共産党の候補も立って野党共闘ができなかったこともあり、立憲の枝野代表はこの選挙を総選挙の前哨戦とはとらえていない全く別物の選挙だと言い続けていましたが、情勢が山崎候補優利に傾いてきたことを受けて代表自身も急遽現地に入って応援演説をしたそうです。

その結果、見事な勝利を収めました。

上のグラフは、各党支持者による「出口調査」の結果で、自民支持層や公明支持層の約2割が山崎候補に投票しています。また、公明支持者の6.8%が共産党の鈴木候補に投票しています。

それぞれ、リニア新幹線工事を拒否してより暮らしに重きを置く政治に投票したということなのでしょうか。当然の選択だと思います。

静岡県生活用水が枯れてしまうリニア新幹線工事の中止を掲げた川勝知事の当選劇以降、人災と言える熱海の土石流災害もあって、怒れる有権者たちは人々の日々の暮らしを大切にする候補者たちを選択しました。

住民をないがしろにし続けてきた自民公明与党の政治に怒りを込めてNOをつきつけました。

静岡の補選は投票率が45.57%と低調でしたが、無党派層の82%が支持したのが立憲・国民と共産の両候補で、自民候補を支持したのはわずか18%でした。総選挙でもっと投票率が上がってくると、さらに野党には追い風となることでしょう。

ということで、静岡の有権者の怒りは全国の怒りを表しています、この怒りが今週全国をかけめぐり総選挙の投票につながることを大いに期待します。

#衆院選2021 
#野党共闘政権交代 
#わたしも投票します
 #自公維新には投票しない