遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

衆議院が解散となり政治の季節となりました

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本日、午後1時過ぎ衆議院は解散されました。衆議院選挙は、17日公示 31日投開票されます。

今回は岸田選挙管理内閣の審判といってもいい総選挙になりますが、野党がどこまで肉薄するか、あるいは政権交代なるかといった焦点をもつ劇的な選挙戦となりそうです。

各党の公約はもう完成とお披露目は済んだのでしょうか、安倍・菅と続いた無能政権のおかげで日本の課題・問題・停滞・腐敗・壊死は人々の暮らしや経済や外交などありとあらゆる方面に広がっています。

政治的悪事がこれだけ膨大な量になると、ひとつひとつが目立たなくなりその膨大さに人々は気付かないまま暮らしていると思われます

中学校の先生が授業でGDP国内総生産)の説明をし終わった後、

「日本のGDPは世界で何番目でしょう」と生徒に訊くと

「50番くらい」「100番目」と答えるそうです。

「3番だよ」と言うと信じられない顔をするそうです。

GDPは世界で3位だけど国民一人当たりのGDPは世界で30位です」で驚かそうとする前に、生徒は別次元で驚いているのです。

多くの中学生諸君は、両親が一生懸命働いていても生活は苦しそうだということを実感していて、日本は大したことない国だと思っているのですが、そのことが日本の課題・問題・停滞・腐敗・壊死を表しているのではないでしょうか。

今後どのような優秀な政権が誕生したとしても、壊滅状態寸前の日本の回復に手間取ることでしょう。

とりわけ、安倍の傀儡政権の岸田政権では何も解決しないことでしょう。
このままの状況でさらに4年間も自民党政権が続けば、取り返しのつかないことになるのではないでしょうか。

「分配なくして成長なし」と言っていた岸田は「成長なくして分配なし」と真逆なことを言い、「岸田版所得倍増計画」はどこかに飛んで行ったようです。

「金融所得課税の見直し」「健康危機管理庁」「子ども庁」なども一緒にどこかに飛んで行ったようです。(金融所得課税の見直し以外は飛んでってもいいのですが...)

自民党総裁選挙→所信表明演説→代表質問への答弁という短いスパンで、岸田節は鳴りを潜め中身は安倍晋三になってしまったようです。

昔、あちこち目が行く「風見鶏」と呼ばれた首相がいましたが、岸田幸雄は「安倍しか見ていない」首相となってしまうのでしょうか。

これから始まる大レースで、野党の奮闘を期待したいものです。