遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「憲法改正」「軍備増強」「財政再建」のセット売りの自民党政治

高市早苗がテレビ番組で日本の「防衛費は10兆円必要、財源は国債発行」と語ったそうです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/183037
「防衛費は10兆円必要、財源は国債」自民・高市政調会長がTV番組で発言

参議院選挙が終わると、「憲法改正」と「軍備増強」と「財政再建」が1セットになって、やりたくてしょうがなかった自民党政治のエンジンがかかることになりそうです。

憲法改正」で、基本的人権がはく奪され、「軍備増強」で武器購入と徴兵制度の導入、「財政再建」で消費税をはじめとした増税とさらなる国債発行というのが自民党政治の中心となるようで、めざすは北朝鮮のような国家でしょうか。

岸田政権は、安倍と麻生の後ろ盾があって成立しているようで、「憲法改正」と「軍備増強」と「財政再建」の1セットが安倍・麻生が別々にやりたいことを一つにしたもので、改憲と軍備増強が安倍、財政再建が麻生のやりたいことなのでしょう。

それぞれの周辺取り巻きの違い、安倍は日本会議、麻生は財務官僚で、やりたいことが違っているということらしいです。

高市発言の「防衛費は10兆円必要、財源は国債発行」は、安倍・麻生だけを喜ばすだけの、出来もしないことを平気で言う厚顔無恥な発言です。選挙を前にもかかわらず何も怖くなくて、日本初の女性首相にまっしぐらといった精神のようです。

格差社会・貧困」「少子高齢化」「食糧難」「気候変動」「財政赤字」などなど山積する諸課題は、岸田政権になって「わかっているけど手を打たない」政治に変わりました。わかっているふりをするだけの無能な政権と言い換えてもいいでしょう。

このほど成立した「侮辱罪」に抵触しないように言うなら「あの連中はバカばっかりだ」といったところでしょうか。ああ情けない。

ということで、今後とも、無恥無知無能の政権を侮辱はしないように、しかし徹底的に批判してまいりたいと思います。