遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

2021日本ダービーで競馬用口座残高1%増加

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1970年の大ヒット曲「走れコウタロー」の歌い始め部分

これから始まる 大レース
ひしめきあって いななくは
天下のサラブレッド
4歳馬
今日はダービー めでたいな

「今日はダービー めでたいな」というのは、思うにワクワクする嬉しくなる名フレーズですね。(歌詞にある、いまの3歳馬は当時は4歳馬と呼ばれていました。)

昨年は日本ダービーの馬券を買うのを忘れていましたが、一昨日は気付いて当日の3時ごろに適当に馬券を買いました。

1着のシャフリヤール鞍上の福永祐一(画像の黄色い帽子)はこの4年間でダービー3勝という快挙でした、洋一お父様もお喜びでしょう、アッパレ!
あの、体の上下動のないオーソドックスでスマートな騎乗ぶりが「鼻の差」の勝利に結びついたのかもしれません。

ところで、今年のダービー1レースの売り上げは250億円だったそうです。
ピーク時には、500億円を超えていて、三冠馬ナリタブライアンが勝った1994年のダービーの売り上げは567億円でした。
http://umayadoden.web.fc2.com/g1/db_uri.htm

売上金の75%は払戻金として馬券的中者に配分され、残りは国庫(10%)とJRA(15%)の取り分となるようです。ですから、今年のダービー1レースの売り上げで、国の取り分62.5億円(払戻額は187.5億円)ということになります。お上がこれだけ取れれば、ダービーの1着本賞金2億円など軽いものです。

自宅のPC(windows95)で馬券を購入できるようになった25年ほど前から、毎週馬券を買って楽しい日々を過ごしていました。私はそのためにPCを初めて買いました。それからしばらくして、5~6年間くらいのあいだレースの収支表(購入額、回収額)を記録していました。

私は、1着と2着の着順は問わない比較的的中しやすく配当もそこそこ期待できる馬券「馬連」しか買わないのですが、6年間の成績は回収率75%くらいでした。「競馬ニホン」という競馬新聞のおかげでけっこう的中していて楽しかった時代でしたが、結局お上の取り分25%は購入額から抜かれているという結論に達しました。

その間の購入額はいくらくらいだったか覚えていませんが、土日開催のレースで1万円を使ったとして1年で50万円、5~6年だと300万円くらいは使ったでしょうか。300万円の25%(75万円)は国にかすめ取られていましたので、回収できたのは225万円ということになります。買えば買うほど損失額は増えていくと考え、ほかの楽しみを探した方がいいなと暮らし方を変えました。

ギャンブルで大ケガをする前に、その時の収支分析後はほんのたしなみ程度の馬券購入に変更し、近年はダービーと有馬記念くらいに馬券購入は絞りました。馬券購入用の預金口座の残高はあまり使わないので減っていきません。残が無くなればそれでおしまいにしようと思っていますが、ここ10年間ほど残は減っていません(増えてもいませんが)。

ということで、今年のダービーは購入した10枚の馬連で、もっとも配当が少ない馬券が的中し残高はまたほんの少し(1%ですw)増えました。