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あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

タイガーウッズが交通事故、命に別状なしでよかった!

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朝目覚めて布団の中で最初に目にしたニュースが、タイガー・ウッズの自動車事故の第一報だった。その時は、容体はまだわからなかったが、薬物が原因で事故った経験のあるウッズだったので、またかという思いだった。タイガーの死亡記事は見たくないなと祈っていた。

その後、タイガーは足に大けがをしたものの命に別状はなく意識もあると聞いてほっと胸をなでおろした。選手生命は危ぶまれるが、ひとまずよかったよかった。

news.yahoo.co.jp

腰の手術をしたばかりだったタイガーは、いまはツアーには出場できない状況でマスターズに向けて調整途上にあったという。

彼が乗っていた車は、彼が大会ホストだったにもかかわらず出場できなかった「ジェネシス招待」のスポンサーだった韓国ヒュンダイSUVだったようだ。

ホスト役だったことから、走る広告塔としてタイガーが借りていたようで、事故を起こした車のサイドボディには、「ジェネシス招待」の大会ロゴが記されていた。上の画像はタイガーと「ジェネシスGV80」。日本には正規輸入されていない。

ところで、事故の原因は何だったのかが気になるところで、長い下り坂で緩やかなカーブでの事故だったので、運転ミスや車の不具合という可能性もある。タイガーの命はこの車に救われたのか、この車に乗っていなければ事故らなかったのか、今後の事故調査が待たれるところだ。

話は変わって、日本国内では1970年をピークに交通事故死は減少傾向にある。

1970年の交通事故死は、16,765人だったのが、2020年には2,839人まで下がってきた。これは素晴らしい成果だと思う。

これは、運転技術や車の安全性能の向上、シートベルトの着用義務の法改正などによるところが大きいだろう。

今後は、ブレーキとアクセルの踏み間違い防止機能と、標識など視認性のよさなどの向上による逆走車の防止対策を考えてもらいたい。

それと、騒音をたてたり暴走したり煽り運転など乱暴なドライバーへの厳罰化を徹底する必要もあるだろう。いくら仏心のある私でも、危険運転をする輩は許すことはできない。

また、速く走れることより、排気ガスを出さずに安全ですぐ止まれる優しい車づくりを日本の自動車メーカーにはお願いしたいところだ。さもないと、5年後には韓国や中国のメーカーのシェアが、シェアだけでなく品質までもが日本車メーカーを圧倒するような気がしている。

ということで、5年後にタイガー・ウッズは日本車に乗っていたら素晴らしいなあと思う今日この頃である。

 【日本の交通事故データ】         
    事故件数 負傷者数 死亡者数 
1970年  718,080  981,096   16,765 
2020年  309,000  368,601    2,839