遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

祝優勝 往路:創価大学、復路:青山学院大学、総合:駒澤大学/第97回箱根駅伝

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ことしの箱根駅伝、正式名は「第97回東京箱根間往復大学駅伝」。

97回を数える歴史は、素晴らしいものがあります。

昔はNHKのラジオで聴いていましたが、カーラジオでなんとなく流していた程度で、日テレが放送を始めてから本格的に実況映像を見始めました。

日テレが放送を始めたのが、第63回(1987年)大会からだそうで、私が結婚して最初の正月だったことが判明しました。ほぼ記憶通りでしたが、独身時代は正月に家でゆっくりしていることはなかったので、そういうことだったなあと記憶にありました。

さて今年は、往路優勝が何と大学で、ダークホースだったのではないでしょうか。復路優勝が青山学院大学で総合優勝が駒澤大学という珍しいケース(?)で、3校が輝いた大会でした。

創価は最終区で残念なことになりましたが、これでダークホースなどと言われなくなる強豪校の仲間入りで、今後の活躍が期待されます。往路優勝おめでとう、アッパレ!

妻「創価大学って、学会員以外でも入れるのかなあ」
私「知らんけど、走るの速かったら陸上部は入れるやろ」
「というか、他人より速かったらいい大学に入れたり良い企業に入社できて、その後の人生も安泰かな」というセリフは口にはしませんでしたが、そういうことなんだろうと思います。才能があって努力すれば安定できるので、少しだけうらやましい人生ではあります。

青学は、往路でズタズタでしたからどうなることかと心配していました。心配していたとは、応援していたと同義語なのですが、後半の追い上げはさすがでした。復路優勝おめでとう。アッパレ!

駒大は、忍者のように姿を隠していて、最後の最後でパッと躍り出ましたね。目立っていたのはマイクでシャウトしまくっていた監督だけでした。優勝したので、それを花道に監督は勇退してもいいんではないでしょうかね(個人的感想ですw)。総合優勝にアッパレ!です。

東海大学を取り上げた「箱根0区を駆ける者たち」というノンフィクションがすごく面白くて、それ以降東海大学ファンになっていますが、今年は惜しかったです。

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あと3年で、箱根駅伝も100回ですね。関東インカレの大会から、そろそろ全国の大学に門戸を開いてはどうでしょう。今からすぐ準備すれば、地方大学も何とかチーム力を整備出来るだろうし、関東20校、地方5校くらいで100回記念大会を開催して、以後少しずつ門戸開放でいかがでしょうか。読売新聞も日テレももはや全国区ですから、ポストコロナの大目玉でいかがでしょうか。