全米女子オープンゴルフ、我慢できずにきょう未明まで生放送で見てしまいました。
残念ながら、わが渋野日向子は通算スコア-1で4位に終わました。
2020年は不調でしたが、しかし、2019年の秋以降は本来の渋野の調子に戻ってきましたので2021年以降につながると思っています。
全米女子OPの決勝ラウンドは、とりわけ最終ラウンドは雨の後でフェアウェイコンディションが悪かったこともあって、各選手スコアを落としました。なので、渋野も仕方がないスコアでした。むしろ、1位と2位の韓国の2人がすごすぎました。
特に、渋野のボールはフェアウェーの泥と仲良くて、何度も泥付きのボールのせいでショットが乱れ、ついていないラウンドでした。
追い上げた4位と、順位を落とした結果の4位では、試合後の心の持ちようが違うと思いますが、勝者は一人のプロゴルフの世界ですから未来志向に心を切り替えてほしいものです。
インタービューで、最近の好調のことを訊かれて、渋野は「全英女子OPを勝った過去の自分を捨てたから吹っ切れたのかな」と言っていましたが、「全米女子OPを惜しくも取れなかった自分」とも早く決別してほしいものです。
反省点もいろいろあるでしょうから、2021年以降に生かしてくれるでしょう。
ネット記事にもありましたが最終ラウンドのウェアのチョイスは、反省点を残しました。中止になった前日のラウンドの朝に着用していた、首まですっぽりのウエアをなぜ着けなかったのでしょう。最終日の渋野の首回りがさむざむとしていましたから気になりました。
また、オーバーコートなどの防寒着も寒さ対応になっていませんでした。優勝した選手など、ロングのダウンコートはおってラウンドしていましたから、寒さに対するストレスは渋野ほど大きくなかったかもしれません。
ウェアの提供元のアイテムの豊富さや、スポンサーワッペンをちゃんとカメラに映してもらうために身につけるものの制約があるのでしょうか。今回の渋野の薄着と無関係だったかもしれませんがが、何を着用してもスポンサーワッペンが貼ってあって、天候に左右されないウェアを揃えるように、マネジメント事務所は事前に準備をするべきでしょう。
ということで、まだ22歳になったばかりの選手ですから前途洋々で、今回の4位という成績は初出場だというのに実に立派な成績だったと思います。最終の18番ホールでバーディーをとったロングパットは、単独4位を決め4人しかいないトータルアンダーパーの選手に加われた見事なパットでした。アッパレ!次っ、次行こ!