遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

正代が時津風部屋に優勝と大関昇進という大きなプレゼント

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大関に昇進した正代と、東農大の先輩で57年前に部屋の大関だった豊山内田勝男)

作詞作曲が小林亜星で、加藤登紀子が歌った大関酒造のCMソングが秀逸。
曲もいいし加藤登紀子の歌が素晴らしい、うまいなあ。
これは、実に50年も前1970年の作品で、加藤登紀子26歳の歌唱である。

 

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ということで、大相撲正代が初優勝を飾り大関に昇進した。アッパレ!

熊本県出身力士として初めての幕内最高優勝だというのが何だか信じられないが、なにはともあれ熊本県の皆さまおめでとうございます。

時津風部屋大関豊山(先々代、上の画像の正代と握手を交わしているお方)以来57年ぶりに誕生、同部屋の優勝も北葉山以来57年ぶりの快挙。

私が子供のころは、元大横綱双葉山時津風親方が1957年から1968年まで相撲協会の理事長職にあったことも記憶している。父親から、「あの時津風理事長は双葉山というものすごく強い横綱だった」と教えられていた。

長らく振るわなかった時津風部屋だったが、正代が大きなプレゼントをもたらした。

今回知ったことだが、正代は大学2年生で学生横綱だったとか。元々、有望な力士だったということだが、28歳で大関だからちょっと遅咲き。しかし、ケガも少ないしまだまだこれから活躍できそうだ。

ちなみに、大正時代から続く学生横綱だが、大相撲で大関以上の地位に就いたのは、豊山大関)、輪島(横綱)、朝潮大関)、琴光喜大関)に次いで正代で5人目。この少なさにも驚くが、大相撲の世界の厳しさも再認識した。

来場所から3人大関になるが、切磋琢磨してみな大横綱になってもらいたいものだ。