《コロナ専門家会議、議事録「作成せず」
新型コロナウイルス感染症の対策を検討してきた専門家会議の議事録を政府が作成していないことが28日、分かった。「歴史的緊急事態」に指定された新型コロナ対策の検証の妨げになる可能性がある。》
と共同通信が短く伝える。
6日前（23日）の私のブログで、「コロナ対策専門家会議は、議事録がきちんと後の国の感染対策に役に立つものにしてもらいたいですね。まさか、議事録を作ってないということは、ありえませんよね。」と皮肉で書いたことが現実になった。
私はいま、輪番で回ってきた自治会の役員をしている。200軒ほどの自治会の役員会が月一回持たれるのだが、会議が終われば書記の方からwordで作成された議事録が貼付されたメールが送られてくる。世の中はそういうものなのだ。町内会でも議事録や議事要録は作成されるのだ。
コロナ対策専門家会議で議事録が作成されていなということは、会議の内容の「隠蔽」以外の何ものでもない。責任逃れ以外の何ものでもない。
議事録を作成していない責任は誰にあるのか。有意義な対策を今後に生かしていくことを放棄した責任は誰にあるのか。
この国は国の体をなしていない。政治家も官僚も専門家も、当事者意識がないのだ。何という恥知らずなんだろう。
野党は、「黒川処分問題」「スパーシティ法案」「憲法審査会」「都知事選」「アベノマスク利権」「持続化給付金利権」「SNS誹謗中傷対策」などについていろいろ忙しいと思うが、「コロナ専門家会議議事録問題」についても徹底的に追及してもらいたい。
