遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ラグビー日本代表のおかげで幸せホルモンを手にすることができました

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W杯ラグビー日本代表昨夜の試合で力尽き南アフリカに敗れました。

南アは力強くて巧いチームでした。5番(ロック)9番(スクラムハーフ)11番(ウィング)の選手がそのことを表しています。決勝に進んでほしいチームだと思いました。

日本は、ほぼ一週間ごとの試合でしたが、もう彼らには体力が残っていないようでした。傷んでいる選手も多かったです。予選リーグを4勝で突破するのに体力も知力も使い切ったような気がします。しかし、彼らのすべてが素晴らしい時間の連続でした。

上の画像は、ノーサイド後の日本代表の記念撮影です。
全員が満面の笑顔(中央最前列の稲垣選手もこれでせいいっぱい笑っているつもり)、清々しい面々です。やり切った感がいっぱいの笑顔ではないでしょうか。

私は泣いている人を見ても、同情はすれどももらい泣きすることはまれなのですが、こういうやり切った感の清々しい笑顔を見ると、涙が出てきます。彼らがやってきたことを見てきたからの感動です。

日本が試合をしたのは5試合でしたが、スタンドの観客もテレビの前の視聴者も日本代表と一体となった素晴らしい時間を過ごせました

ストレスホルモンが充満して飽和状態になっている日本列島に、さわやかな風を吹き込んでくれました。一時的なさわやかな風かもしれませんが、ラグビー日本代表のおかげで私たちは幸せホルモンを手にすることができました。

大会はまだ準決勝決勝と続きますが、日本代表はひとまず役目を終えました。彼らはきちんと役目を果たしてくれました。感謝、感謝、ありがとう。