遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

渋野日向子がまた勝った/元気をもらえる「しぶこスマイル」

f:id:toship-asobi:20190922220505j:plain

 渋野日向子が、今季国内3勝目を大逆転で奪い取りました。

そのニュースが外出中の妻にも届いたようで、LINEで「ゴルフの中継録画を消すな」の指令が入ってきました。妻は、渋野に何が起こったのか自分の目で確かめたいようです。

今週の女子ゴルフは伝統ある「デサントレディース東海クラシック」の50回記念大会でした。わが渋野日向子は2ラウンドを終えて5アンダーで、トップを走る申ジエと8ストロークの大差で、今週は渋野の週ではないなと思っていました。

申ジエは足の調子が万全ではないようだったが、それにしてもさすがに8打差をひっくり返すのは無理でしょうし、申ジエといっしょに最終組を回ったイミニョンが、1番ホールから3連続バーディを奪って一気に申ジエの13アンダーに並んだところで、今週はこの二人のマッチプレーの様相を呈していました。

あとは渋野がどれだけ差を縮められるかを楽しみに、フジテレビの変則中継を録画したものを追いかけ観戦をしていました。そうしたら、上位集団が伸び悩むなか、渋野が上位をごぼう抜きしてゴールテープを切ってしまいました

圧巻は、16番ホールの深いラフからのチップインバーディ。ラフにボールが入った時には、ボギーの覚悟もしていたのですが、ドカンと観客も視聴者も渋野自身も驚愕するチップインでした。2001年に御殿場でのタイガー・ウッズのあのチップインイーグルをほうふつとさせる見事なバーディーでした。

f:id:toship-asobi:20190922220534j:plain

今日の渋野のペアリング・メンバー1歳年下のアマチュアの安田祐香の前で、立派なお手本ゴルフをしようと心がけたのがよかったのではないでしょうか。とても良いお姉さんぶりでした。

これで、渋野はルーキーの1億円プレーヤーというの当面の目標をクリアしました。あとは、元全米賞金王の申ジエと今シーズンの賞金女王争いを繰り広げて、ルーキーとしては初の賞金女王になってほしいものです。

なにはともあれ、見事な勝利でした、アッパレ!