遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

サウンド・オブ・ミュージック/ロバート・ワイズ

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ザルツカンマーグート
ザルツブルク郊外の丘陵地帯にある湖水地帯。周囲をアルプスの山々に囲まれ、アルプスの氷河が作り出した大小70以上の湖水が点在するこの一帯は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台となったことでも知られる。チロル地方と並ぶオーストリア屈指の自然の景勝地でもあるため、夏の避暑客をはじめ、1年中訪れる人が絶えない国内でも人気の観光地だ。同映画のオープニングシーンのロケ地となったアニフ城、フッシェル湖、シャーフベルク山などがあり、『サウンド・オブ・ミュージック』の世界にふれるなら、ザルツブルク市内を離れて、ぜひこの地方を回ってみたい。
http://www.ab-road.net/ab/sight/000392.shtml 




ミュージカル映画、第3弾。

今回は「サウンド・オブ・ミュージック」。

公開: 1965年
原作&音楽: リチャード・ロジャース
オスカー・ハマースタイン二世(作詞)
出演:ジュリー・アンドリュース

クリストファー・プラマー
エレノア・パーカー

第38回アカデミー賞では10部門で候補に上り、
作品賞、監督賞、音響賞、編集賞、編曲賞の5部門を獲得する。

監督は、ウェストサイド物語のロバート・ワイズ

主演は、いわずと知れたジュリー・アンドリュース


長女が中学の音楽の授業で、「エーデル・ワイス」を習ったとき、

先生が「サウンド・オブ・ミュージック、観たことある人、手を挙げて」。

うちの娘と男子ひとり、クラスで合計2人しか観ていなかったようで、

クラスメートの女子が誰も見ていなかったことが、少しショックだったようだ。

長女は、私が録画した字幕版のビデオを、何十回も観ていたので、

名曲の数々をはじめ、映画の隅から隅まで知り抜いている。


この映画のロケーションは、オーストリーザルツカンマーグート

オープニングを俯瞰で撮る(ウェストサイドもニューヨークの空撮であった)、

私にとっては歴史的なあのシーンも、この地での撮影である。


ウィーンから列車で、この地を訪れたことがある。

映画と同様、素晴らしい景勝の湖水地方であった。

私は旅の間中、「サウンド・オブ・ミュージック」を心の中で歌っていた。

聞こえてくるは、ジュリーの歌声であった。


【余談】
この映画には、シスター ソフィア役でマーニ・ニクソンが出演。彼女の名前を高めたのは、映画出演ではなく、歌の吹き替えであった。
「ウェストサイドストーリー」のナタリーウッド、「マイフェアレディ」のオードリーヘップバーン、「南太平洋」のミッチーゲイナー、「王様と私」のデボラカーとそうそうたるスターの吹き替えを見事にこなしてきた。この映画でも「マリア」を歌っている。
ミュージカル映画の歌姫である。

この映画の採点=不明 ☆☆☆☆以下のもよう
双葉十三郎のぼくの採点表より ☆=20点 ★=5点 但し☆☆☆☆★★以上はない)

私の採点=☆☆☆☆