統一地方選結果を物語る二人のツイート。
■ちだい(選挙ウォッチャー)@chidaisan
よく考えたら、安倍晋三総理がこれだけ日本の経済をボロボロにしても、多くの人はボロボロになっていることに気づきもしないで、安倍政権を支持しているわけで、マック赤坂はまともじゃないかと言っている人たちがいるのも、N国に投票する人がいるのも、全部不思議ではない。この国はヤバい。
■鮫島浩 @SamejimaH
安倍政治を先鋭化したのが維新である。大阪12区補選は安倍首相や菅官房長官の新自由主義が二階幹事長や麻生財務相ら古い自民党を破ったと見るべきだ。安倍自民党は昔の国民政党自民党ではない。財界ら強者に露骨に肩入れする政党だ。それは穏健保守層が最も嫌う政治のはずだ。
大阪維新は、府知事選と大阪市長選の勢いをかって、今回の衆議院補選・市長選・市議選でも強さを見せた。維新の選対は、こんなに強いのだったら、もっと候補者を立てていたらと思っているだろう。まあ結果論だけど。
安倍的なものや維新的なものは、N国(NHKから国民を守る党)や幸福実現党と共通点が多く、安倍や松井が党首をしていても違和感がない。(吉本新喜劇の座長であっても違和感がないが、全くユーモアのセンスがないので資格なし。)
大阪の地方選挙では、立憲主義(立憲民主、共産など)政党がパッとしなかったが、東京区議選では良い結果を出していて、女性議員も堅実に議席を増やしている。逆風だったのは、自民党だった。明らかに凋落傾向にある。
今回の沖縄3区のオール沖縄の屋良候補の勝利のように、来る国政選挙の一人区では野党が一致団結して「オール野党」で頑張ってもらいたい。
大阪12区の補選結果は芳しくなかったけれど、宮本たけし(最下位で落選したけど彼はすぐ国会に帰ってくる)の応援に大阪に集まった各党の重鎮(枝野、小沢、志位、玉木、山本太郎など)は、心に期するものがあったはずだ。
「このままではヤバい」と最も強く思うわなければいけないのは、オール野党を仕掛ける方たちなのだから、そこのところ、よろしくお願いしたいものだ。