遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

パリは燃えているのに…

イメージ 1

ツイッターで下の方がまとめてくださった日本の自動車関係の税金。
 
よしでん@カロスポ勢 @YOSHIDEN0104
車を取得したな?金払え!→取得税
車を買ったな?金払え!→消費税
車が重いな?金払え!→重量税
車を所有してるな?金払え!→自動車税
ガソリン入れたな?金払え!→燃料税(揮発油税地方道路税)
たくさん走ったな?金払え!→走行距離税
この国は国民を殺しにかかってるわ…

なるほど、こうやってまとめられると、確かにたくさん税金支払っている。「走行距離税」は導入を検討中のようだ。

他にも、2年ごとの車検費用は嵩むし、パーキング料金も恐ろしく高い。

私の同い年のランチ仲間は、退職したのでマイカーを軽自動車にしたのだけど、マンションの駐車料金は月1万9千円だという。ずっとそれを払い続けているらしい。それを月賦にしたら、高級車が買える。

車のある生活を考え直さねばならない、いやだなあ。

フランスでは「温暖化防止策としてガソリンなど燃料税を来年1月から引き上げる」とする政府の方針への抗議デモが全国的に広がっている。

シャンゼリゼ通りでは、デモ隊が放った炎が道路から立ち上ってクルマが燃上している動画がニュース放映されていた。

私も温暖化防止には賛成だが、強権的に大統領が燃料税を引き上げる方法はどうなんだろうかと思う。

選挙で大統領になったのだから、何をやってもいいわけではないだろう。クルマはレジャーや買い物のためだけではなく、職業人や生活者の道具で、燃料の税金が上がるということは「国民を殺しにかかっている」のと同じことだろう。

一方、政権の悪政が続いている日本で考えてみれば、東京のすべての道路で炎が上がっても仕方がないような現状である。

次は、水道が外資に支配されてしまう悪法が国会を通りそうである(すでに今夏に衆議院は通過していて、現在は参議院で審議中)。

水道民営化→水道料金が上がる→参入した民間が利益を上げる→外資が参入企業だから利益が国外に流れる→我々の支払った料金は水のごとく海外に流れ出すのである。

レジスタンス運動がなぜ起きないのか、不思議な国だニッポン。