ガソリン価格が高騰しています。上の画像のガソリンスタンドの価格表を見て、かつて車通勤をしていた身としてはぎょっとしてしまいます。
私の15年乗っている愛車はハイオクガソリン車ですが、走行距離がぐんと減ったおかげで、1年で3~4回も満タン給油すればこと足ります。それでも、上の画像の単価ですと年間で3万円くらいのガソリン代になります。
北海道などでは長距離の車通勤・車通学をされている方も少なくないのですが、このガソリン価格の高騰による家計へのダメージはいかばかりかと思います。
そもそもが、日本のガソリン代は高いのですが、その元凶は「ガソリン税」ではないでしょうか。
ガソリンの本体価格にかかわらず、1リットル当たり「ガソリン税が53.8円」「石油石炭税が2.8円」かけられています。
しかも、〔ガソリン本体+ガソリン税53.8円+石油石炭税2.8円〕全体に消費税10%が課せられます。税金に消費税がかかる「二重課税」構造になっています。
これ、どんだけ税金取るの?という話ですね。
このガソリン税がどれだけ国と地方に入って、何に使われているのか開示してほしいものです。
大阪の道路など、センターラインや横断歩道の白ペイントがはがれてていて不鮮明なこと甚だしいのですが、これは大阪だけの問題でしょうか。(大阪だけみたいです)
いずれにせよ、上の画像の例で言うと、170円のうち税金が62円を占めているのは行き過ぎでしょう。日本の車は税金を燃料に走っているわけではありません。
国民の生活と企業の経営を守るためにガソリン税の改定を急ぐべきでしょう。まあさしあたりは、現実的に1リットル当たり「ガソリン税20円」でどうでしょう。こういうのも緊急かつ容易に効果が出る経済対策ですから。
妻も私も、会員向けに3円安くなる土日にのみガソリンを入れますが、ことほどさように、世の中には1リットルでも安いガソリンを求めて情報を集めているユーザーもいることですから、30円以上の値下げは多くの家計を助けることになると思います。
これだけガソリンが高いのは、どこかの電気自動車メーカーの差し金かと思いきや、そんなメーカーは日本には存在しないし、ガソリン高騰のために何かと困る自動車メーカー・自動車修理団体・石油元売り企業・運輸関連企業などはもっと何かアクションを起こすべきでしょうね。
春からは首都高の料金も値上げされるようですから、いやはやもう何から何まで大変な状況になってきました。アベノマスクを10億円もかけて希望者に配っている場合ではないでしょう。