遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

中間選挙の後に願う沖縄の平和

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アメリ中間選挙結果。上院は共和党過半数のままで変化なしだったが、下院は民主党過半数を奪還した。

なにはともあれ、暴走トランプのストッパー役を少しは下院の民主党が果たしてくれそうで、良い結果だった。

今回は、女性議員が史上最多(170人前後)になるようで、大変結構なことである。

また、史上初の先住民女性(画像の女性、カンザス州3区のシャリス・デイビッズ:38歳)とムスリムイスラム教徒)の女性下院議員(民主と共和の2人)が誕生したそうだ。白人大統領の対極に位置する女性議員が誕生したことになり、これまた申し分ない結果である。

日本の沖縄県民が置かれている位置も、米国に先住民やムスリムのと同様、大統領の対極にある非常に困難な立ち位置である。

玉城デニー知事が11日からアメリカの議会などを訪問するのだが、新しい下院がその声を拾ってくれて、沖縄のために何らかの動きを開始してくれることを切に願う。

170人もいる女性議員なら、米国海兵隊を父に持つ玉城デニー知事の訴えを、心して聴いてくれそうな気がする。情緒的なことを言うようだが、そういうことで物事が良い方に進むならなんだって望ましい。

その他、大統領選挙にかかるロシアゲートや過去の脱税疑惑など、2年後の大統領選にまで徹底的に反トランプ運動が全米に巻き起こることも切に願っている。そして、ドナルドとその友達安倍晋三が、ともに沈んでいってくれることも切に願う。

そういった意味でも、大勝はしなかったけれど民主党が下院で勝利したことは喜ばしい結果であった。