平昌は寒すぎると、五輪の開催地には向いていないと一部では非難ごうごうだった。
たしかに平昌五輪は開会式から寒いオリンピックだったわけだが、しかしその開会式に北朝鮮から金正恩の妹金与正を中心とした使節が到着し、その後のスマイル外交を起点として朝鮮半島の雪解けが始まったのではなかろうか。
そして、金正恩は中国に初めて訪問し、中国の後ろ盾を確固なものにした。金正恩は、米朝首脳会談の道を選択し、核を凍結し、自身で北朝鮮に雪解けを呼び寄せようとしている。トランプと話をつけてきます、何かあれば頼りにしていますと、習近平に額づいたようだ。
まあいろいろ憶測を呼ぶ外交かもしれないが、アメリカの問題ある大統領や北朝鮮の未熟な指導者が核ボタンを押す前に、少なくとも問題解決のための事態は動き出した。平昌五輪以降、ここ2カ月足らずで、果実のある外交が極東で繰り広げられた。いい傾向だ。
それに比べ、ただ独り蚊帳の外にいる、北朝鮮に圧力をかけるべきだと画一的な外交しかできない、しかも口先だけの外交しかできないのが、列島の安倍とその周辺。
根気と勇気で内政も外交も努力をせよ、息を吐くように嘘をついていては国民が不幸なだけだ。その胸の「青いバッジ」は、日本会議のバッジか?北朝鮮拉致被害者のためにお前は何をしたのか?韓国や中国にさえ外遊していないではないか。
おまけに100%伴にあるトランプからは、鉄鋼とアルミの関税を突き付けられて、馬鹿にされっぱなしだ。能力あるものたちは2か月で事態を大きく動かすのだが、第二次安倍内閣以降の日本は、5年経っても腐っていくばかりなり。
腐臭がしてきた。次行こ、次!