今日は、朝から米朝首脳会談のライブ放送を見るため、テレビ各局チャンネルを渡り歩いていた。
またまた、歴史的会談のライブ映像を見ることができて感動した。
1973年のベトナム戦争終結のパリ和平会談は、当時自国のことのように感動したが、今日の会談もそれに似た感慨があった。まだ平和外交は始まったばかりだが、米朝のトップがまず会って走り始めたことがなんとも素晴らしいことだった。
数週間前は、今日の会談の開催さえ危うかったことを考えれば、共同合意に具体性はなくとも、両首脳の署名があるだけでも十分なことである。
米朝(韓国もかな?)担当者たちは、来週から具体的な作業に入るとトランプは言っていたので、これからの動きが楽しみなことである。少しずつでいいのだ。
今日も金正恩の妹与正が甲斐甲斐しく兄の周辺で動いていたが、彼女が表舞台に登場してきたこの6カ月ほどで、北朝鮮の核放棄は進み国際舞台への復帰の道は随分開かれたように思う。この30代そこそこの二人の兄と妹は、ふたりで動く限り事態は好転するように思わずにはいられない。
今日この兄と妹に会って、トランプもその優秀さに感心したことだろう。そのままそのまま、その調子でそっと静かに動いてもらいたい。
ところで、安倍晋三とその周辺が、国難が国難でなくなってしまうことに残念がっているだろう。それは実に痛快だが、安倍は自分で拉致問題を解決すればいい、北朝鮮とのチャネルも自分たちで探せ。アントニオ猪木にでもすがればいいのだ。いよいよ国内外で孤立する安倍とそのお友だち。結構なことである。