3日、北朝鮮は、ほぼ1年ぶりに核実験を実施した。今回の実験は、水爆の可能性が高いと日本政府は見ているようだ。
米国は、アラスカの迎撃ミサイルを100機にまで増加したとCNNが伝えている。
地球上に核がある限りこういう危機がやって来る。ことに、尋常ではない精神の国政トップや指導者がいれば核戦争はたちまち開始される。今はそういう異常な精神のトップがそろい踏みなのが嘆かわしい。
画像の黒いかばんは、米国の核ボタンが入ったカバンである。常に米国大統領の後ろで、軍の制服を着た屈強な男がこれを持ち歩いている。これを開けてボタンを押せば米国は核戦争を始めることができる。まあ実際はある程度のチェックはかかっているようだが、しかし最高の権限がある最も強いボタンはこの黒いかばんの中にある。
そのボタンを「押してしまう」可能性のある大統領が、今の大統領であろう。北朝鮮の金正恩は、核ボタンをもう半押し状態だし、トランプも半押し状態だ。この史上最低レベルの二人のおかげで、キューバ危機以来の危機になっているといってもいいだろう。
キューバ危機の時は、思慮分別のある当事者間の危機だったが、今回は無分別な当事者間の危機であることが少し怖い。
日本以外に被爆国を作ってはいけないと、最も声高に言える国はどこだろうか。その国の政府は、核禁止条約を批准せず、核保有国の核を認める立場にある。原発を推進して、いつか自分たちも核を持とうと思っている。国際社会がそれをいつか許してくれると思っているバカ宰相がいて、ヒトラーが好きな副総理も控えている。
日本は、中国や韓国とごく自然な国交があれば、(あるにはあるのだが、ずっとぎくしゃくしている)こういった状況の時にパニックにならないというのに惜しいことである。
米国は「大丈夫だよ」というだけで何もしてくれないことが追々分かることになるだろう。それは当然のことで、頼りにする方が間違っているのだけど。
安倍がこれ以上いきり立たないように、だれか止めろ。日本は何もできないのだから、誠心誠意の努力をもって対話外交をやっていればよいだけだ。