◆グラフ右
嘆かわしいのは、一人親世帯のケースで、親が働いていようがいまいが日本の貧困率は50オーバーと劣悪。日本だけ異次元にプロットされたグラフになっている。
シングルマザーは「働けど働けどわが暮らし楽にならざる」になっている。ああ低賃金と長時間労働。
他の国は、親が働いていれば、貧困率が相対的に低い。
例えば米国は、一人親が働いていれば貧困率はわずか30程度なのに、働いていないと80オーバーとなる。
◆グラフ左
一人親世帯で18歳未満の子供がいる場合の貧困率は、日本は主要国でもダントツで「劣悪」と言っていいレベル。(オレンジの折れ線グラフ、日本は左端)
一方、親が二人いると日本の貧困率はぐっと下がる。とはいってもトルコの次に低い日本ではある。(青い折れ線グラフ)
貧困率の低い方から
1 デンマーク
2 英国
3 アイルランド
4 スウェーデン
5 スロヴァニア
6 ノルウェイ
7 フィンランド
8 ポーランド
9 フランス
10 スロヴァキア
11 オーストラリア
12 ベルギー
13 チェコ
14 ギリシア
15 オランダ
16 イスラエル
17 ニュージーランド
18 ポルトガル
19 ハンガリー
20 トルコ
21 エストニア
22 オーストリア
23 イタリア
24 リトアニア
25 カナダ
26 米国
27 ラトヴィア
28 メキシコ
29 スペイン
30 チリ
31 ルクセンブルグ
32 チリ
33 日本