遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

囲碁名人戦、大阪での大盤解説会

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囲碁の第42期名人戦7番勝負は、高尾名人に井山6冠が挑戦します。

その第1局が、8月30日と31日、大阪市で開催されました。

対局場所は、大阪の中之島に今春オープンしたフェスティバル・タワー・ウェストに入るコンラッドホテルでした。

会場周辺のスナップ写真が上の画像で、説明は上段左端から右へ。

1 コンラッドホテルなどが入るオフィスビル、フェスティバル・タワー・ウェスト。朝日新聞大阪本社跡に建てられた、高さ200mのビルで、画面からはみ出る全容です。

2 コンラッドホテルのエントランスです。

3 囲碁大盤解説会はこのビルの4Fホールで開催され、このエスカレーターで会場に向かいました。

4 エスカレーター横のガラス窓から見える、北側を走る道路と川を挟んだビル群で、サントリー本社も見えます。

5 東側の道路(四ツ橋筋)を挟んだ音楽ホールの殿堂、フェスティバルホールのエントランスです。この上階に朝日新聞大阪本社があります。

6 囲碁名人戦大盤解説会場です。来場客は100人以上、95%は男性で、平均年齢は67歳といったところでしょうか。

昨年、名人を失冠した井山裕太は、その後6冠をすべて防衛し、名人戦挑戦リーグで全勝して失ったものを奪い返しに来ました。

しかしながら、大阪でほとんど負けたことのない井山6冠は、1局目は半目負けを喫しスタートを飾れませんでした。残念でしたが、2局目以降巻き返して、再び7冠に復帰してもらいたいと思います。

それにしても、高尾名人はきちんと準備できていたようで、立派な勝利でした。

帰宅してしばらくしたら、阪神がヤクルトに3連勝し、ワールドカップの予選で日本が出場を決めました。あっぱれ、おめでとう。