遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

スーパースター誕生/藤井聡太

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去年の秋に記事にしたのですが、史上最年少の14歳で将棋棋士のプロになった藤井聡太。彼が、「炎の七番勝負」というエキシビションマッチ(非公式対局)で、羽生善治三冠に勝ちました。

ネットのAbemaTVで今夜放送があったのですが、私は終局近くの局面から偶然見ることができて幸せな思いをしました。この「炎の七番勝負」で、藤井は6勝1敗の結果を残しましたが、今となっては7戦全勝できなかったのが不思議なくらいです。
また、若き藤井に胸を貸した佐藤九段(元名人で将棋連盟会長)や羽生三冠たちには、「良き機会を提供した」と拍手したいと思います。

今日の羽生三冠との一戦は、視聴者数は瞬間的に63万人!に達していまして、その注目度の高さに驚きました。

一方、藤井四段の公式戦成績は、デビュー後13連勝中で、新記録を更新中です。

藤井四段の公式デビュー戦は、奇しくも最年少プロ入り記録を破られた加藤一二三九段との、最年少棋士VS最年長棋士の一戦でしたが、この勝負も私はネット中継で見ることができました。目の前で加藤九段が6Pチーズをムシャムシャ全部食べ切ってしまっても、動じることなく藤井四段はデビュー戦を勝利しました。

将棋界は、羽生善治以来のスーパースターが誕生したといっても間違いないでしょう。彼は、TVは見ない、音楽は聴かない、漫画は読まないという将棋一本の好青年だそうで、14歳にして局後のインタビューの大人びた応対ぶりに、風格さえ感じました。

私は、NHK杯将棋は1年の大詰めの3月頃の対局くらいしか見ないのですが、来る5月14日の放送は藤井がNHK杯初登場なので録画予約をしました。

以後彼の対局を追いかけることにしました。


■AbemaTIMES@AbemaTimes
将棋・藤井聡太四段 羽生善治三冠に勝利!「炎の七番勝負」6勝1敗の快挙

■もちぷた‏ @mochiputa  
 えーと、将棋をあまりご存じで無い方に説明しますと、羽生善治という将棋界のリビングレジェンドに最年少プロの記録を更新した藤井聡太四段(中3)が初対局で勝ちました。コレは、エラいこっちゃです。青田買いするなら今だ!

朝日新聞東京報道編成局(コブク郎)‏ @asahi_tokyo  
 将棋の中学生棋士藤井聡太四段が非公式戦の対局で、羽生善治三冠に勝利。インターネットテレビ局による企画で、対局を収録した番組が23日夜に配信されました。藤井四段が若手や一流棋士7人と戦う非公式戦で、6勝1敗の成績はすごい。

■ふるのだ‏ @furunoda  
 職業編集者として言いますが、藤井聡太四段はキャラにリアリティがなさすぎるので、原稿を書き直してください。