遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ティタノサウルスの足あと

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画像の男性の横の丸い化石は、恐竜ティタノサウルス(T-レックス=ティラノサウルスではありません)の足あとの化石です。

子どもの頃、万里の長城を自転車で駆け下りたいのと、タイムスリップして恐竜を見てみたいという夢想を抱いていました。

万里の長城は、どこかの省で修復をした際にコンクリートで舗装して自転車道のようになったとネットニュースと画像で見ましたが、今なら自転車で走ってみたいというかねてからの夢がかないそうです。万里の長城は石畳による階段状になっていて、自転車走行は無理だとすでに子供の時に知っていましたので、今そのチャンスが来たわけです(笑)。それにしても、ずいぶんといい加減な工事をしたもので、発展途上中の大国の公害にも似た不祥事のようなものでしょう。

恐竜の生きた姿は、恐竜が登場する映画「キングコング」(1933年製作)やラクウェル・ウェルチ主演の「恐竜百万年」や「ジュラシックパーク」などで怖がらせてもらいつつ楽しませてもらいました。また、世界中でぽつぽつと発見される恐竜の骨や足あとの化石に驚きを覚えます。

このたび岡山理大がモンゴルのコビ砂漠で発見した足あとは、106㎝という巨大なものだったようです。この足あとから体長は20~30mと推定されるようです。観光バスの長さが10mほどですから、とんでもない大型の草食動物だったわけです。

生きている恐竜は見てみたいと思っていましたが、6500万年前に彼らが絶滅していなかったらと思うと、いろんな意味で人類はいまこの世には存在しなかったかもしれません。他の多くの動物も、恐竜のために絶滅していたかもしれないです。

私たち人類は、生涯を全うしてもわずか80年ほどです。
6500年前に地球に落ちてきた隕石とそのために絶滅した恐竜に感謝して、残された生涯を一生懸命生きることにしましょう。