遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

生誕130年記念藤田嗣治展/兵庫県立美術館

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昨日は平日ランチの会。いつも通り、12時30分にヒルトンプラザ(大阪梅田)に集合なので、午前中に神戸まで足を延ばして「藤田嗣治展」(「生誕130年記念 藤田嗣治展-東と西を結ぶ絵画-」)に行ってきました。

開館の10時には兵庫県立美術館に到着していました。会期は9月22日までで、朝一番に入りましたので来訪客は少なく、涼しい館内を何度も行きつ戻りつして、1時間半ほど藤田を満喫しました。

藤田は乳白色の肌で表現した女性像が代表的な作品群ですが、風景画や静物画の油彩もとてもチャーミングで楽しい展示でした。また南米などを旅してスケッチした民族衣装の人物像(おもに水彩画でした)などの作品が彼の力量を如実に表していてとても素晴らしいものでした。

大きな藤田嗣治展はこれで二度目でしたが、日本各地の美術館と主にランス美術館から集められた作品が120点ばかリ展示されています。週末の金曜と土曜は20時まで開館されているようで、仕事帰りにも立ち寄れそうです。おすすめの展覧会です。