遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

イチローの涙、祝3000本安打

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画像の背番号3000のお方は、シアトルのエイミー・フランツ(45)さん。ご存じ、「イチ・メーター」の製作者でありオペレーターでもある。

イチロー3000本安打の瞬間に立ち会おうと、シアトルからアメリカ大陸の対角線の先に当たるフロリダ(マイアミ・マーリンズの本拠地)にその姿を見た。イチローの3000本への歩みは思った以上に時間がかかったので、ずっとイチローを追っかけているエイミーさん、よくお金が続くなとおもっていたら、クラウド・ファウンディングで資金集めをやっていて、しかもそこそこ集まっていたようなのだ。

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さて、ようやくイチローMLBだけの通算で3000本安打を記録した。MLBで30人目の快挙で、達成年齢は上から2番目だという。帽子を取ったイチローはすっかりごま塩頭になってしまったが、ユニフォーム姿の溌剌としたイチローは、相変わらず少年のように若々しい。

自軍の選手や観客に祝福されたのち、ベンチでサングラスをかけて守備に就くために待機していたイチローの左頬にひとすじの涙が流れていた。鬼の目にも涙と言ってもいいくらい、珍しいことである。大リーグ行を許してくれた仰木監督のことが脳裏をよぎったのだという。

思い起こせば、それまで干されていたオリックス3年目の若き鈴木一朗は、仰木監督に代わってグランド名をイチローと変え、あっという間にスターになった。人を育てるのは、やはり人間なのかな。
あれから私も追っかけを続けている、そんなに熱心でもないけどいまだに追いかけている。次は4000本安打の号外が見てみたい。夢は叶う。

エイミーさんは目的を達成して、一旦シアトルに帰るのかな、お疲れさま。

そして、おめでとうイチロー