遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

イチロー日米通算4257安打!

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日米通算安打が、ついにピート・ローズ越えしたイチロー。日米通算だし、別にここがゴールでもないのだけど、ベンチや観客が祝福してくれたので、それがうれしかったと、私が想像した通りの感想を述べた。

偉大な数字を残した人が、必ずしも偉大な人間だとは限らない。立派な人格者に、自分の記録を抜いてもらえることを望みます、と記者会見で語ったという。
たしかに、ピート・ローズは、野球賭博MLBを永久追放になった後も、毒を吐き続けているようだ。そういう人間の記録を抜いても「別に」と言いたいのだろう、イチローは。(ま、その他日米の偉大でない人のことも含まれているのだろう。)

42歳にして、ドーピングやステロイドなどの薬物使用による筋肉増強とは無縁で、まだまだ走攻守において万全で、人の足を引っ張るようなことは決してしない「苦労人」の野球人生は、今後もまだまだ続いていく。(若いころから、いろいろ足を引っ張られた苦労人なのである。)

私、過去にいろいろ「アスリート・ロス(引退)」を経験している。
モハメド・アリマイケル・ジョーダンアイルトン・セナをロスしてからは、ボクシングもNBAF1も、ほとんど興味を失ってしまった。

イチローには、ケガなく長くMLBの現役を続けていただきたいものだ。