偉大な数字を残した人が、必ずしも偉大な人間だとは限らない。立派な人格者に、自分の記録を抜いてもらえることを望みます、と記者会見で語ったという。
たしかに、ピート・ローズは、野球賭博でMLBを永久追放になった後も、毒を吐き続けているようだ。そういう人間の記録を抜いても「別に」と言いたいのだろう、イチローは。(ま、その他日米の偉大でない人のことも含まれているのだろう。)
42歳にして、ドーピングやステロイドなどの薬物使用による筋肉増強とは無縁で、まだまだ走攻守において万全で、人の足を引っ張るようなことは決してしない「苦労人」の野球人生は、今後もまだまだ続いていく。(若いころから、いろいろ足を引っ張られた苦労人なのである。)
私、過去にいろいろ「アスリート・ロス(引退)」を経験している。