英国議会の女性の下院議員ジョー・コックスさん（41）が、国粋主義者と思しき52歳の暴漢に襲われ死亡した。彼女は当選1年の労働党の人道的な議員だったようで、それが証拠に保守党のキャメロン首相に「我々は偉大なスターを失った」と言わしめた。彼女を悼む言葉は、亡くなった人への儀礼のための追悼コメントではないと、BBC放送の政治記者も彼女の有能ぶりを伝えていた。謹んでご冥福を祈りたい。
今回の知事辞職を受けてのインタビューに答えて薄笑いを浮かべながらのこのコメント。「侍」「打ち首」「切腹」って時代錯誤も甚だしいし、下品なたとえ。ご本人はどう見ても、サムライというよりコソ泥程度の風格で、切腹なんてできそうもないおっさん議員だった。
リテラはそんな自民党議員の言動を取り上げている。
自民党の地方議員は差別主義者だらけ
以下にまとめてみた。（◇は私のコメント）
■来代勝彦都議。議会質問で、舛添の疑惑にはほとんどふれず「日本人は世界に誇る道徳の持ち主のはず」「戦後日本では個人主義が走り過ぎた」などといったスピーチを延々続けた。
◇お前の道徳感を議会で吹聴するな、時間の無駄経費の無駄、地元の有権者に発信しろ。
◇このセクハラ都議の鈴木は、また自民党にこっそり復党したらしい。セコイ舛添の足元にも及ばない、食えないセクハラおやじだ。
◇国際都市東京の第一党の議員がこのグロテスク発言。オリンピックの招致が成功したのが奇跡的である。
つぎは、都議から地方議員へ。
■藤墳守岐阜県議が議会で「同性愛は異常」というやじを放った。藤墳氏はその後の会見でも「子どもができない結婚を社会が認めれば世の中どうなるか。子どもを作ることは社会に対する責任だ」「（同性愛が）社会に蔓延していくことへの危機感は持っている」などという暴言を連発した。
■神奈川県の鶴指真澄海老名市議が、ツイッターで、同性愛者について「生物の根底を変える異常動物だ」などと発言し炎上。鶴指氏は無会派だが「かながわ自民党市町村議員協議会」に所属しており、実質的には自民党系地方議員。選挙の際には地元選出の甘利前経済再生相も駆けつけたという。
◇さすが甘利の子飼い。「炎上」中は、入院していたのだろうか。
■11年4月の統一地方選で自民党公認候補としてトップ当選した京都の金ヶ崎秀明宇治市議（当時）。既婚者であるにもかかわらず、婚活サイトに虚偽のプロフィールを登録して女性と知り合い、不倫。15年の統一地方選では落選。
◇この男何が目的で市議になったのか不明。男前でトップ当選したのだが、京都３区の国会議員宮崎と印象がクロスオーバーしてくる。２度と出馬するな。
◇この男は、安倍一派らしいのだが、言うこと為すことセコくて小狡くて、さすがは安倍一派だわ。
■北海道の金子快之札幌市議（当時）は、自民党会派に所属していた14年当時、ツイッターで、「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね」などと発言。ネトウヨ発言も平気で連投しており、レイシストだとの批判が殺到。15年統一地方選で落選している。
■東京の田中裕太郎杉並区議が例の「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログについて、「便所の書き込み」「『死ね』というほど日本が嫌なら、日本に住まなければ良い」などという暴言を自身のブログに書き連ねた。
◇また都議に戻ったが、舛添は議会も解散すべきだったかも。なぜこんな議員に投票するのかな、上品な東京都民の皆さま。
