遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

のみ水ください、改憲は不要です

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官房長官が15日の熊本地震にかかる記者会見で「今回のような大規模災害が発生したような緊急時に、国民の安全を守るために国家や国民がどのような役割を果たすべきかを、憲法にどう位置づけるかは極めて重く大切な課題だ」と述べたという。

また、この政権は、初動においては決して熊本県知事に協力的でなかったという。

■ 官邸が震災の早期対応を拒否し政治利用(リテラ2016年4月16日)

まったくこの政権は、どさくさに紛れていろいろ悪さを企んでいて、まるで「火事場泥棒」や「香典泥棒」程度のコソ泥内閣である。情けないことこの上ない。
事態の深刻さにようやく気付いたのか、今度はあろうことか米軍に災害救助の協力を要請したという。そんな借りを作っていいのか?わざと借りを作ってるのじゃないのか?疑い深い私は、米軍の協力が本当に必要なのか?と思うのである。

安倍は日曜日にフジテレビの松本人志のバラエティ番組に出演する予定で、録画まで済ませていたそうだ。御用社会学者になり下がった古市憲寿などとゲスト出演したようなのだが、幸いにも地震災害でお蔵入りになった。このテレビ出演は、京都と北海道の補選期間中だということを考えると放送法違反ではないか?フジテレビは電波停止じゃないか?

また、安倍は現地に行くと言った予定をキャンセルしてしまった。現地に入っても役に立たなくてジャマだけなんだけど、M7.3の本震が発生したのちキャンセルしたそうで、単に怯えているだけなんじゃないか?

安倍の代わりに水や食べ物や救援物資を現地に運んでくれたまえ。電気が途絶えたままの避難所の学校のグラウンドでは、大きなアナログサインでメッセージが送られているのだ。

ところで、菅がいう「緊急事態条項」なんかなくても、国民は整然と秩序ある役割を果たしていることが、このたび熊本でも証明されたのだ。残念だったね官房長官
コソ泥根性の薄っぺらい考えの君らが「緊急事態だ!」と言って動くと、逆に国民が動揺するだけだから、今の法的整備のままで十分なんだよ。よく分かっただろう。