遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

人生は42歳から…/イチロー

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イチロー仰木監督に使われ始めて、いきなりスーパースターになったころ、何かの質問に答えて、「好きな芸能人→ダウンタウン」と答えたのをずっと覚えている。気取ってなくていい答えだった。

愛知で生まれて育って、神戸で社会人になったイチロー。でも、関西へのおべんちゃらでダウンタウンが好きと言ったのではないことは明らかだった。イチローよりちょうど10歳年長のダウンタウンは当時絶好調だったからだ。

実は私、イチローによってダウンタウンを見直したところがある。

2月23日のキャンプイン初日から、イチローダウンタウン浜田雅功から贈られた直筆Tシャツを着用してグランドに入ってきた。

浜田の描いた下手くそなイチローの全身像と、ひとこと文章が面白くて、サングラス姿のシリアスなイチローとは対照的な、とぼけたTシャツが何ともユーモアだ。

キャンプ初日の神聖な日に、イチロー「人生は42歳から始まるんやて」Tシャツで登場
翻訳すると、「(イチローは、)人生は42歳からだと言っております(浜田)」。
私が62歳、ダウンタウンが52歳、イチローが42歳。40代上等。

その他、日替わりTシャツのキャプションは以下のとおりです。

「シバくぞボケ」
「ケガなんかしたことないし」
「脚もわりかし速いほうやし」
「守りも固めやし」
「肩もわりかし強いほうやし」
「見ての通り案外打つで」

その後、Tシャツは、浜田Tシャツから、自身の「個人情報Tシャツ」に変わりました。

その個人情報キャプションとは以下のとおりです。

「早く俺のレベルまで上がってこいよ」
「肉、肉を食わせろ!」
「右投げ左打ち」
「B型ですが、何か?」

髪の毛はずいぶん白いものが混じって来て、貫禄さえ感じるイチローだが、ユーモラスでいたずらっぽい感性は20年来変わっていなくて、偉ぶってなくて好感が持てる。
マスコミにへらへら追従しない感性も相変わらず。それが、偉ぶっていない証拠だ。

今シーズンも、ケガなく頑張ってくれたまえ。応援しています。