レオナルド・ディカプリオ（1974年生まれ）がようやくアカデミー賞を受賞。めでたしめでたし。
ようやく受賞と言ってもまだ41歳だし、若くしていい作品に恵まれていたわけだし、受賞スピーチでの地球環境への思いや姿勢は素晴らしくて、私の代弁者になってくれたと世界中の人たちから称賛を得たスピーチだったと思う。ありがとう。
ディカプリオの映画は数本見ているが（「タイタニック」は未見）、そんなに大根役者だとは思わない。あまりオーバーな臭い芝居もしないし、自分のことを二枚目だとも思っていないだろうし、好き嫌いで言うと好きな部類に属する。
彼を最初に見たのは「ギルバート・グレイプ」だった。ディカプリオは当時18歳くらいだったか。ジョニー・デップの障がいを持つ弟役を演じた。私は本当に障がいを持った少年が演じているのかと思った。それほど素晴らしい演技だった。
この演技で、彼はアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。このノミネートですんなり受賞していれば、こんなに騒がれなかったのだと思うが、それでもいつかと頑張っての今回の受賞なら、それもまたよかったのではないだろうか。おめでとう。
■アカデミー賞の受賞歴(ノミネート）
ギルバート・グレイプ（1993）アカデミー助演男優賞
以下アカデミー主演男優賞候補
アビエイター（2004）
ブラッド・ダイヤモンド（2006）
ウルフ・オブ・ウォールストリート（2013）
レヴェナント: 蘇えりし者（2015）★受賞
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