バリー・リンドン
出演者 ライアン・オニール
マリサ・ベレンソン
音楽 レナード・ローゼンマン
公開 1975年12月18日 アメリカ
上映時間 185分
スタンリー・キューブリックの初期の代表作は、
「2001年宇宙の旅」(1968年)
http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/18218596.html
「時計じかけのオレンジ」(1971年)
http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/38959530.html
「2001年宇宙の旅」(1968年)
http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/18218596.html
「時計じかけのオレンジ」(1971年)
http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/38959530.html
それにこの「バリー・リンドン」(1975年)。
キューブリックの作品の制作費はいかばかりかと思わずにはいられない、
お金のかけよう。
ただし、前2作と同様、出演者のギャランティはたいしたことはない。
主演は、ようやく「ある愛の詩」と「ペーパー・ムーン」で名が売れた
ライアン・オニール。
お金のかけよう。
ただし、前2作と同様、出演者のギャランティはたいしたことはない。
主演は、ようやく「ある愛の詩」と「ペーパー・ムーン」で名が売れた
ライアン・オニール。
作品の舞台は18世紀のイギリスおよび、西ヨーロッパ。
時代考証はおそらく完璧なんだろうと思う。
家具調度や、登場人物のコスチュームを楽しまれたし、
また、ろうそくの明かりだけの光源で、
当時の室内を再現させた画面を堪能されたし、
オスカーの撮影賞!美術賞!衣装デザイン賞!
家具調度や、登場人物のコスチュームを楽しまれたし、
また、ろうそくの明かりだけの光源で、
当時の室内を再現させた画面を堪能されたし、
オスカーの撮影賞!美術賞!衣装デザイン賞!
使われた音楽が、前2作と同様、効果的なことこの上なし。
ことにヘンデルのサラバンドが、
美しく美しく美しく、そして悲しく映像を引き立てる。
キューブリックの選曲の美的センスが際立った作品である。
オスカーの音楽賞!
ことにヘンデルのサラバンドが、
美しく美しく美しく、そして悲しく映像を引き立てる。
キューブリックの選曲の美的センスが際立った作品である。
オスカーの音楽賞!
主人公にあまり思い入れをしないでご覧いただきたい。
お馬鹿な男の虚栄に満ちた一生を、淡々と美しく描いたものである。
所詮男とはこんなもの、なのである。
お馬鹿な男の虚栄に満ちた一生を、淡々と美しく描いたものである。
所詮男とはこんなもの、なのである。
美しい景色のロケ先も、使ったカメラレンズも、
音楽も原作もライティングも脚本もキャスティングも、
非の打ち所がない。
音楽も原作もライティングも脚本もキャスティングも、
非の打ち所がない。
キューブリックが完璧なのだということである。