遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

浜田屋の胡麻豆腐/高野山

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高野山に一泊どまりで出かけた娘のお土産、浜田屋の胡麻豆腐。

純白の胡麻豆腐で、絹ごし豆腐と見まごうほど。家族はわさび醤油で食べていたが、私は、素材のまま何も加えずにいただく(普通の絹ごし豆腐も同じ)。

食べてみるとなるほど胡麻豆腐である。でも胡麻の風味はあまり感じなくて、色も味も透明感があり重厚ある食感に胡麻豆腐を感じる。

浜田屋のHPによると、「ゴマの皮を剥き芯の部分を加水しながら挽き、葛(くず)を入れて煮上げる」とある。これぞ、純白の重厚感の秘密である。

4個入り1200円からの持ち帰りは、真空パックではなく、ケーキのように保冷剤(有料)を入れてくれるという。持ち帰って冷蔵庫に入れ24時間後に食べたのだが、もっと早く食べた方がよかったかもしれない。

浜田屋は、胡麻豆腐が食べられるお店で、わさび醤油か和三盆のどちらかを選択できるようだ。こういう店は、遠くまで出かけなければ存在しないというのが実に残念である。

さて、娘は宿坊に泊めていただいたようだが(一泊二食付き13000円弱)、精進料理をとてもおいしくいただいたようだ。何もかもすべておいしくいただいたと言う。防寒着を持って行って重宝した夜の冷気だったようだ。

この連休中の高野山(開創1200年)は、大変な人出だという。ずいぶん小さいころに祖母に連れていってもらった高野山。記憶はそれだけ。

来年でもいい、もっと静かになった高野山に行ってみようと思う。