遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

国会前に民主主義があった

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今日(8月30日)は、やんごとなき客人が来て、午後のすべてを費やして接待していたので、戦争法案反対集会に出かけることはかなわなかった。

全国では多くの善男善女が法案反対の気勢を上げたようで、なんと素晴らしい国になったのかと、日本を見直した。

その極め付けが、国会前の大集会。何人が集まったかどうかは別にどうでもよくて(12万人!)、思いを同じくしたおびただしい人たちが国会前に集結したこと自体が素晴らしいことであった。

さしものNHKの夜7時のニュースでも、タイの爆破事件の容疑者逮捕ニュースにトップは譲ったものの、国会前集会のようすがなどが伝えられた。

わが大阪では、学生や労働組合創価学会員などが詰めかけたようだ。創価学会は、単なるパフォーマンスか、それとも本気で怒っているのか。どちらにしろ、
集会にやってきているのがエライ。

何度も言うが、ほんの数か月前にこの国で自主的デモが行われるなどと想像できなかった。素晴らしいことである。

もし、戦争法案が廃案にならなければ、一番危ないのは政権政党の命運であることを、当事者たちは気づいているのかいないのか。

今日は野党の党首も国会前に駆けつけていた。国会内でも「廃案」に向けて歩調を合わせて頑張ってほしい。参議院での残りの戦争法案審議に注目したい。