遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

野党の諸君!君たちには国民がついている!

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深夜、最後まで参議院本会議の国会中継を見ていた。

戦争法案の採決の最後の一票は、ミニ牛歩戦術を取った山本太郎票だった。投票前に、反対の緑札を握りしめて壇上で太郎君は賛成票を入れた議員に向かって咆哮した。

「そんなにポジションが欲しいか! 誰のための政治だ! 外の声が聞こえないか!この声が聞こえないなら政治家なんて辞めた方がいいぞ!違憲立法してまで自分が議員でいたいのか!」

素晴らしい咆哮、いや演説だった。その調子で今後も頑張ってほしい。

野党も、それぞれのポジションもあるだろうが、もう「案」が取れてしまった集団的自衛権を認めた戦争法制を廃止するためだけに一致団結してほしい。「声なき民」や声を上げ続けている国民のためにも、選挙協力も含めて野党で過半数をとるために協力してほしい。

今の、「議席数で表した国会の勢力」と「国民の願いの重さ」のバランスにはねじれがあることは火を見るより明らかである。
この法案に反対した国会議員は、国民のために何ができるのか、とにかくありとあらゆる勢力を結集してこの国の行く先を修正してほしいと願ってやまない。

君たちには国民がついている。