川内原発再稼働と反文民統制

この猛暑、エアコンで熱中症対策をしているにもかかわらず、電力不足だという話は聞こえてこない。そんな中、九州電力川内原発１号機が１１日に再稼働した。２年間原発ゼロの時代が続いたのに残念なことだ。まだ国会は会期中で突っ込みどころ満載なので、野党はぜひ頑張ってくれたまえ。とりあえずは、万一の時の責任の所在はどこにあるのか。安倍と宮澤と原子力規制委員会（田中委員長）と電力会社の責任を明確にせよ。

参議院特別委員会で、共産党の小池晃が示した自衛隊統合幕僚監部が法案通過を既定の事実として軍事作戦を練っていた証拠資料。2016年早々には「新法」の下、南スーダンに自衛隊をＰＫＯ派遣する計画になっているという。

中谷防衛相は、内容の確認ができない資料だとして、委員会は散会となった。シビリアン・コントロール(文民統制)が利かないというのも違憲なので、明日以降野党はそこのところを徹底追及してくれたまえ。

そんな折、スタンガンなどを持って雑居ビルに侵入したとして、警視庁本所署は11日、建造物侵入容疑で、陸上自衛隊第1空挺団所属の二十歳の陸士長と住所不定無職の男（20）を現行犯逮捕した。

ふたりは、午前9時40分ごろ、通行人による「スタンガンのようなものを持ってマスクをした男2人がビルに入っていった」との110番で駆け付けた警察官により現行犯逮捕されたという。白昼に一般人の通報でお縄ちょうだいになる、そんな間抜けな自衛官はこの彼だけだろうな。

川内原発は稼働を始める、中谷防衛相は委員会でたじたじ、現役自衛官は強盗容疑で逮捕、北海道は記録的な豪雨、参議院はお盆を返上して委員会（厚生労働委員会、安保法制特別委員会）で審議中。

なのに安倍総理は別荘で休暇中。周辺警備だけでも大変なのに、官邸で仕事しなさい。それとももう終わってるのかな。