中華圏からの客は日本の国内総生産(GDP)にも貢献する。服部氏によるとシンガポールやマレーシアなどを含めた中華圏から訪れた人の旅行消費額は14年全体で1兆3300億円にのぼり、名目GDPを0・3%押し上げたという。
今日19日が、中華圏のお正月。
また、北海道はスキー客として定着しているオーストラリア観光客に加えて、中華系スキーヤーでゲレンデはにぎわっているという。
もちろん、東京や京都にの定番観光地にも続々と中華系観光客は訪れている。
今日はうちの奥さん、京都でランチしたそうで、
「中国人周りにいなかった?」
「あー、いつのまにか近くにいたわ。しかも子供連れの家族旅行の中国人」
「やっぱり」。
関西だけを堪能するコースも人気だそうで、モデルコースは下の通り。日本の旅行客も是非ご参考に。(奈良が短すぎるけど…)
■たっぷり「関西旅」のコース例
2月17日 【大阪】関西空港から入国
→大阪城公園(3Dイルミネーション鑑賞)
20日 【奈良】寺社めぐり→【大阪】道頓堀(夕食にふぐ料理)
21日 【大阪】USJ(もしくは【神戸】酒づくり見学)
22日 【大阪】百貨店で買い物→関西空港から出国
(大阪観光局・凌雲翔さん考案。大阪泊、移動は車)
中華圏の観光客がガンガンお金を落としてくれている。おそらく上の基本コースのはざまでは、電化製品や薬や日用品などのお土産を「爆買い」していくことだろう。関西からふぐや緑茶が消えたら困るが、なにはともあれ平和でありがたいことである。
(画像は、干支にちなんだ香港のカラフルな春節ヒツジのオブジェ。)