【東京新聞:ロンドン=石川保典】10日に発表されるノーベル平和賞で、受賞者の事前予想家として知られるノルウェーの国際平和研究所(オスロ)のハルプビケン所長は3日、「憲法9条を保持してきた日本国民」を予想の第1位に挙げた。
所長は本紙に「安倍政権による解釈変更をめぐる論争で注目されたが、そうでなくてもこの憲法は平和賞の価値がある」と話す。
上記ニュースにあるように、あくまでもオスロ国際平和研究所の予測(的中率は低いようです)なのですが、「憲法9条を保持する日本国民」がノーベル平和賞の最有力候補となっています。私はその受賞候補のひとりなので、とても誇らしくて少し緊張しています。もし受賞できたら、こんなに名誉なことはないと思っています。
私たち日本国民は平和憲法の下、ただの一度も戦争に加担しなかったし、戦闘でただの一人も血を流していません。それをもう70年近くも続けていますので、受賞資格はあるはずです。初めてのノミネートですが、ぜひ受賞したいと思っています。国を挙げて喜べることはいろいろあると思いますが、もし受賞できたら歴史に残る素晴らしい出来事だと思います。10月の食事会では、仲間たちとその喜びを分かち合いたいと思います。(文学賞の村上春樹さんもそろそろですかね。)
受賞対象が「日本国」ではなく「日本国民」なのですから、国民すべてが平等に喜べる素晴らしい出来事になると思います。もし今年がダメでも、今年のこのことをきっかけに、受賞できるまで永遠に候補申請しましょう。まだの方は、署名活動に協力しましょう。
受賞すれば「永遠の誇り」ですし、受賞するまでは「永遠の願い」です。どちらにしろ、憲法九条は永遠です。