遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

3位じゃいけないんですか?

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GDPが世界3位に転落した日本を励ます会。

日本尊敬され続ける、くじけるな…シンガポール
読売新聞 2月19日(土)11時46分配信

 【シンガポール=岡崎哲】「日本人はくじけてはならない」――。

 シンガポールの有力紙ストレーツ・タイムズ(17日付)は、日本が技術革新を続け、優れた製品やサービスを生み続ける限り、「今後もずっと尊敬される国であり続ける」。

 同紙は「GDPの順位だけで国の全体像は語れない」と指摘した上で、世界の音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を日本人4人が同時受賞したことに触れ、「音楽でも経済でも日本がこの先見限られることはないと思い知らせた」と評価した。

 そして「世界レベルの成果」を生む要因として、勤勉さや仕事への誇り、秩序感覚など数字では表せない日本の国民性をあげた。


そうです、クラシックピアノで内田光子、ジャズピアノで上原ひろみ

筝曲の松山夕貴子、ギターの松本孝弘が脚光を浴びました。

しかし、ここでも女性が元気ですJAPAN。


中国、GDP3位日本に「まだ学ぶ点多い」
読売新聞 2月19日(土)11時46分配信

 中国が国内総生産(GDP)で日本を抜いて世界第2位になったことを受け、中国共産党機関紙・人民日報(16日付)は「今こそ日本の発展方法を見つめ直そう」と呼びかけ、日本のような社会保障制度の整備を提案する評論員論文を掲載した。

 「日本のもう一つの側面」と題する論文は、日本の高度経済成長を「一つの奇跡」と評価し、「奇跡のもう一つの側面は、社会保障の体系も即座に整備したこと」と指摘。「金融危機の影響を、他の先進国より長く受けている日本(社会)が再起不能に陥っていないのは社会保障制度を完成させたためだ」と分析した。

 そのうえで、「日本にはまだ多くの学ぶ点がある。学ぶ精神を変えてはならない」と訴えた。


中国から見れば、わが国の社会保障制度は優れているようだけど、

かなり経年劣化していて、息も絶え絶えの制度疲労が見えている。

褒めてもらっているうちに、早く立て直す必要があるのだが…。


「GDP2位でも日本に及ばない面、多々」=冷静さ求める論調も目立つ―中国
Record China 2月16日(水)11時56分配信

北京晨報によると、中国GDPが日本を抜き世界第2位になったことが明らかになったが、1人あたり国内総生産では中国は世界124位で、日本の10分の1の水準にとどまっていることも明らかになった。

米紙ウォールストリート・ジャーナルはこの順位変動について、「中国の台頭と日本の没落の象徴」と指摘。しかし中国政府系シンクタンク中国社会科学院経済研究所は、「中国が貧困国であることは依然として変わらない」と楽観論を否定、「国が経済的に豊かになることから、国民1人1人が豊かになるように方向性をシフトさせることが重要だ」と提言している。

北京大学・光華管理学院の蔡洪浜(ツァイ・ホンビン)院長も、日本の教育について、学校の設備や教員を可能な限り全国的に平等にしていることや、教員の流動性を保つような環境が整っている点を高く評価するなど、「経済や教育の面で日本は中国にとって見習う点が多々ある」としている。


ウォールストリート・ジャーナルよ、「日本の没落」は、

日本が米国にコストをかけすぎたからだ、となぜ言えないの?


GDP3位転落で首相 「日本経済の発展につなげたい」
産経新聞 2月14日(月)19時57分配信

 菅直人首相は14日夜、平成22年の日本の名目国内総生産(GDP)が中国に抜かれ、世界第3位に転落したことについて「近隣の国々が成長するのは歓迎すべきだ。わが国の経済の発展につなげたい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。


相変わらず意味不明。

わが国は、GDPの大きさを競うことに別れを告げ、

GNH:国民総幸福量(Gross National Happiness)をどのようにあげるのか、

という時代に入ってきたというのに、わが首相は意味不明。

最小不幸社会」はどこへ行った?